最近、長時間歩くと膝が辛いんです。
仕事でアスファルトの上を丸1日歩く機会が度々あるのですが、昨年あたりから膝がとにかくしんどい。1日歩けば痛くなり、2日も歩けば、大げさでもなんでもなく下半身がバラバラになったのかと思うほどの有り様です。
大人しく痩せれば良いんですが、そんな簡単にはいかないからこうなっているわけです。膝のためにも、衝撃を吸収してくれるクッション性のあるシューズが欲しい。そんな中見つけたのがHOKAの厚底サンダル「HOPARA 2(ホパラ2)」(2万900円)。
結論、柔らかすぎず、しっかりとしたクッション性を感じつつ、ソールの反発力で自然に足が進む感覚。長時間歩いても痛くならなかった喜び。1週間ハードに履き倒してみて、HOKAの人気の理由がわかってきた気がします。
■明らかに膝への負担が減った感覚
まず驚いたのが、そのクッション性の良さ。柔らかいというよりも、バランスが良いとでも言うのでしょうか。柔らかさの中にしっかりとしたコシを感じます。なので、ふわふわとして歩きにくいといったこともなく、しっかり地面をグリップしながら歩けます。厚底ながら、普段履いているスニーカーに近い履き心地で違和感もなし。私のように「ハイテクシューズだから」と身構えている人がいたら、一旦試し履きして欲しい。
2日連続でアスファルトの上を2.5万歩ほど歩いてみましたが、クッション性のおかげか、膝に感じる負担が圧倒的に少なく感じました。これだけ歩いて膝が元気なのは初めて。さすがに足裏の疲労感や痛みはそれなりにありますが、普段のスニーカーと比べればかなりラク。厚底ってすげぇ!
■メッシュ生地でムレ知らず
長時間履いても、通気性がよくムレにくく快適というのも助かります。というのも、私事ですが元々足に汗をかきやすい体質で、普段のシューズでは半日も履いているとムレて不快。1日履きっぱなしだとそれはもう悲惨です。「それだったらサンダルを履けばいいじゃない」という声も聞こえてきそうですが、そうなると“常にサンダルだけ履いてるカジュアル過ぎるアラフォー”になってしまいます。
その点、「HOPARA 2」はアッパーがメッシュ素材、かかと部分がヒールストラップなので、通気性はかなりのもの。足裏にはムレを感じるものの、足全体を考えると快適です。しかもメッシュ素材もちょうどいい細かさで、つま先まで覆われていることも相まって、一見するとスニーカーのようなシンプルかつスマートなデザイン。
落ち着いたカラー展開なので、靴下着用でなら“万年サンダルカジュアルアラフォー”の印象もないことでしょう。実際に履いてみて思うに、サンダルではありますが、スニーカー寄りの使い方が「HOPARA 2」にはぴったりな気がします。ビジュアルはもちろん、フィット感もスニーカーに近い感覚ですし。
サイズ感については、いつものサイズかハーフサイズダウンで。私は足の甲が幅広で普段28cmのシューズを選んでいます。今回「HOPARA 2」も28cmをチョイス。実際の履き心地は足の甲はピッタリ、指先に少し余裕を感じるサイズ感でちょうどいい塩梅でした。もし指先までピッタリとしたフィット感を求めるならハーフサイズダウンでもいいかも。
最後に! 土踏まずがしっかりとした形状のインソールになっているので、扁平足気味の人は注意が必要かもしれません。大事なところなので、当たり前ですが必ずショップで試し履きを。
>> HOKA
<取材・文/山口健壱(&GP) 写真/逢坂聡>
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- Original:https://www.goodspress.jp/reports/598246/
- Source:&GP
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