画面を静止画や動画で記録したいと思ったときに、スクリーンショットや動画キャプチャの操作が必要になります。一方で、こうした操作を普段から頻繁に使っていない場合には、必要なショートカットをつい忘れがち。本稿では、Windows 11で利用できるスクリーンショットや動画キャプチャに関する主なショートカットと関連操作を7つ紹介します。
ただし、使用するノートPCによっては、キーの組み合わせが変わる可能性もあるかもしれません。その点を留意しつつ、自身の使用環境で使えるように細かな差異を確認するように、チェックしてみてください。
1. 【PrintScreen(PrtScn)】指定エリアのスクショなど
キーがあるノートPCでは、同キーを単体で押すだけでも、指定した領域のスクリーンショットが行える画面に切り替わります。また、画面上部には、スクリーンショットや画面の動画キャプチャに関する操作を切り替えるメニューがアイコンとして表示されます。なお、この際に起動しているのは「Snipping Tool(スニッピングツール)」という機能です。
なお、直前に使用したスクリーンショットや画面キャプチャなどによっても、次回に起動したときに選択されている機能は変わります。
ちなみに、「設定」の「アクセシビリティ」から「キーボード」を選び、「PrintScreenキーを使用して画面キャプチャを開く」のスイッチをオフにすると、同機能は無効にできます。
2. 【Shift + Win + S】指定エリアのスクショなど
PrtScnキーがなかったり扱いづらかったりする場合には、++キーでも先ほどと同様の操作が行えます。扱うキー数は増えますが、こちらも併せて覚えておきましょう。
3. 【Win + PrintScreen】全体のスクショ
先述したショートカットでは、領域を手動で指定する機能が起動します。一方で、画面全体のスクリーンショットを撮影したい場合には、+キーを同時に押下しましょう。
この場合、即座に画面全体のスクリーンショットが撮影されます。画面上部にSnipping Toolのメニューが表示されることもありません。
4. 【Win + Alt + PrintScreen】アクティブなウィンドウをスクショ
アクティブなウィンドウのスクリーンショットを撮影したい場合には、++の3つのキーを同時に押すことでも実行できます。
撮影したデータを探すには、ゲームバーの通知をクリックして、「ギャラリー」の画面から「ファイルの場所を開く」をクリックし、画面を遷移させるのが簡単です。
5. 【Shift + Win + R】指定エリアの録画
指定した画面領域について動画キャプチャを実行したい場合には、++キーを同時に押しましょう。Snipping Toolが起動し、選択した画面領域について動画として保存できる画面が起動します。
撮影した画面動画については、Snipping Toolのウィンドウで保存操作を行えます。
6. 【Win+G】ゲームバーの起動
ゲームバー機能を起動するショートカットとして、+キーを同時に押下する操作もあります。この中の「キャプチャ」を活用した操作では、先述したアクティブなアプリウィンドウについて、スクリーンショットだけでなく、動画の撮影なども行えるのがポイントです。
ただし、同機能を使った録画については、Windowsデスクトップやエクスプローラーなどに対しては使用できないので、用途はゲーム画面の撮影など、一部の特殊な用途に限定されることでしょう。
7. ゲームバーでの録画
最後は、ゲームバー機能におけるショートカットキー操作。これらをゲームバー上の設定からカスタマイズできることを知っておきましょう。
ゲームバーを起動し、右端にある「設定」アイコンをクリック。「ショートカット」の欄から「キーボード」の欄にある枠を確認し、必要に応じて使いたいキーを同時に押下して登録しましょう。例えば、「直前の30秒を録画する」はデフォルトで++に割り当てられていますが、より使いやすいキーに変更することもできます。
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スクリーンショットや動画キャプチャは、突然必要になるもの。たとえ普段使わそうなショートカットであっても、いざというときにすぐ使えるよう、繰り返し試しておくとよいかもしれません。
<文/井上 晃>
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- Original:https://www.goodspress.jp/howto/600818/
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