【Apple Watch Hacks_18】
Apple Watchの使い方はもう大体分かったという人でも、Apple Watchで「YouTube」を視聴する方法があるということは意外と知らないのではないでしょうか。
実は「WatchTube」というアプリを使うことで、手首で動画を再生できます。本稿では、その使い方についてご紹介しましょう。ただし、アプリ内の言語は日本語ではなく英語になるので悪しからず。
■ 「WatchTube」の使い方
「WatchTube」は、iOS 13以降のiPhone、watchOS 8以降のApple Watchに対応しているアプリです。
使用手順としては、まずApp Storeから同アプリをインストールして、起動しましょう。
注意点として、このWatchTubeには、Googleアカウントを連携させる手順が表示されません。そのため、普段スマートフォンやPCで視聴しているアカウントを使うことができず、お気に入りのチャンネルを観るには、改めてウォッチ側の操作で検索をする過程が必要になるのがやや手間です。
検索の際には、ウォッチの音声入力やキーボードを使って、キーワードを入力すればOKです。
ただし、ウォッチ側の入力操作は容易ではないため、ペアリングさせているiPhoneのキーボードを使って、検索キーワードの入力ができることも覚えておきましょう。iPhone側に通知が表示されるので、見逃さないように。
ちなみに、WatchTubeでは、動画を視聴するだけでなく、チャンネルを登録したり、動画にいいねも付けたりといった操作にも対応しています。
同アプリを使ううえで嬉しいのは、YouTube Premiumを契約していなくても、ウォッチ上でバックグラウンド再生が可能なこと。常時表示をオフにした状態でも、しっかり使えます。ウォッチの画面がスリープして、再生が止まってしまうような不便はありません。
■「WatchTube」を使ってみた印象
Apple Watchでも動画を視聴することはできます。ただし、コンテンツを視聴するデバイスとしてはディスプレイサイズが心許ありません。視聴時に腕をずっと上げていなければいけないことも不便です。
一方で、動画コンテンツの音声をメインに楽しむのはアリ。ちょっとしたワークアウトの際に、レッスン動画を流したり、ウォーキングをしながら英語のフレーズを学んだり、色々な使い方が思い浮かびます。特に、モバイル通信に対応したGPS+ Cellularモデルをお持ちの場合には、屋外ワークアウト中などにも活用しやすいはずです。
しかし、そうなると無理にYouTubeにこだわらず、Podcast等のコンテンツを探しても良いのかな、という気もします。そのため、こうした運用は、普段からYouTubeを好んで観ているという方に、おすすめしやすいと言えそうです。
なお、サウンドについては、ウォッチ本体のスピーカーを活用できますが人がいるシーンでは基本的にはAirPodsシリーズのようなワイヤレスイヤホンを連携させて使うことになるでしょう。Apple Watchだけをお持ちで、ワイヤレスイヤホンが手元にない場合には、この点を留意しておきましょう。
* * *
Apple WatchでYouTubeを観たいーーと思ったことがある人はさほど多くないかもしれません。しかし、アプリの使い方さえ把握しておけば、意外と手持ち無沙汰な時間を潰すのに役立つことでしょう。対応機器が手元にある方は、この機に試してみてください。
<文/井上 晃>
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- Original:https://www.goodspress.jp/howto/602090/
- Source:&GP
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