iPhone16 Pro Max用バッテリーセルはエネルギー密度が向上しており、外寸が同じなら容量増加に伴ってバッテリー駆動延長が実現され、容量を維持するのであればバッテリーの小型化が可能との予想が伝えられました。
バッテリー駆動時間延長か小型化に有効な新しいバッテリーセル採用見込み
iPhone16 Pro Max用バッテリーセルはエネルギー密度が向上しているとの予想を、アナリストのミンチー・クオ氏が伝えました。
クオ氏によれば、エネルギー密度が向上することにより、iPhone16 Pro Max用バッテリーの外寸を現行モデルと同じにするなら容量増加に伴ってバッテリー駆動延長が実現、容量を維持するのであればバッテリーの小型化が可能になると説明しています。
外装素材の変更は、バッテリーセルの変更に伴うもの
ただし、バッテリーセルのエネルギー密度増加によって使用時の温度上昇をまねきやすいとのことで、その対策として既に報告されている通り、バッテリー外装がステンレススチール製になるとクオ氏は述べています。
耐腐食性にも優れる、iPhone17シリーズ全モデルへの採用拡大も
この新構造のバッテリーの放熱性は現行モデルのものと同等ながら、ステンレススチール外装の耐腐食性はアルミニウムよりも優れていることから安全性向上に寄与する見通しです。
ただし、バッテリーの外装をステンレススチールにすることで薄肉化が可能になり、内部スペースがわずかならが増加、バッテリー容量増加に貢献するとの噂もありますので、新構造バッテリーセルも採用も含めて複数の改良の積み重ねで容量増加が実現されるということなのかもしれません。
iPhone16 Pro Max用の新構造を採用したバッテリーの製造が順調に進めば、iPhone17シリーズでは全モデルへの採用拡大が検討される可能性が高そうです。
Source:郭明錤 (Ming-Chi Kuo)/medium
Photo:Apple Hub/Facebook
- Original:https://iphone-mania.jp/news-580562/
- Source:iPhone Mania
- Author:FT729