完全ワイヤレスでもサウンド品質に妥協したくない! そんなユーザーならぜひ注目しておきたい新製品が、音楽の都ウィーンより日本初上陸です。
5月17日発売のAKG(アーカーゲー)「N5 Hybrid」(3万8500円)は、1947年の創業よりプロフェッショナル向けのマイクロホンやヘッドホンなどを手掛けてきたオーストリア発の音響デバイスメーカーAKGが、コンシュマー市場向けに展開する完全ワイヤレスイヤホン。
プロフェッショナルユーザーの厳しい耳を満足させる優れたサウンドクオリティをそのままに、日常生活の中でより使いやすく親しみやすいスタイルに落とし込んだ期待のニューカマー。同時発売のワイヤレスオーバーイヤーヘッドホン「AKG N9 Hybrid」(5万5000円)も合わせてご紹介します。
「N5 Hybrid」は、一般的なワイヤレスイヤホンで使われるBluetooth接続の他に、より低遅延で高品位なサウンド環境を実現できる専用ドングル接続を採用したハイブリッド仕様の完全ワイヤレスイヤホン。
左右各6gの軽量コンパクトなイヤホンには、迫力のサウンドを提供する10mmダイナミックドライバーを搭載。またドライバーの振動板には、“真空マグネトロンスパッタリングプロセス”によって高純度グラファイトをPEN素材に吸着させた“DLC+PEN”素材を採用することで、剛性と靭性を向上。加えて周波数応答を工夫することで、バランスのとれたクリアな音質を実現しています。
また高精度なノイズキャンセリング機能や音声通話に必須のマイク機能にも、プロユースのマイクロホンの設計・製造で蓄積した技術を存分に発揮。フィードフォワード&通話用の外側ビームフォーミングマイク2つとノイズ分離用のインナーマイク1つ、つまり両耳合計6つものマイクを搭載することで、捉えた音声をクリアに届けます。
もちろん、いまどきの完全ワイヤレスならマストの外音取り込み機能もきっちりとサポート。さらに専用アプリを使えば、通話音声のイコライザー設定や音量ボリュームを最適なレベルに自動調整するサウンドレベルオプティマイザーなど、さらに高度な設定も行えるようになっています。
付属する専用ワイヤレスドングルはUSB Type-C対応ですが、同梱するアダプターを使えばUSB Type-Aデバイスでの使用も可能、また充電ケースにはドングルも収納できるので、外出先でもBluetoothとドングルを使い分けられて便利です。
対応コーデックはSBC、AAC、LDACで、ドングル使用時であればLC3plusもサポート。イヤホン本体にはIP54の防水防塵、充電ケースにはIPX2の防水機能を搭載。連続使用時間の目安はBluetooth接続の場合、イヤホン本体のみ+アクティブノイキャン不使用で最大10時間(充電ケース併用なら最大40時間)で、ドングル接続の場合はイヤホン本体のみ+アクティブノイキャン不使用で最大4.5時間(充電ケース併用なら最大13.5時間)となっています。
なお同日発売の「N9 Hybrid」は同じくBluetoothとドングルに対応、さらにオーディオケーブルによる有線接続にも対応できるハイレゾ対応のワイヤレスヘッドホン。
こちらは40mmのダイナミックドライバーに“PU+LCP(液晶ポリマー)”素材を採用、強度と硬度に優れたLCPが振動板の共振と歪みを抑制することで、深みのある低音とクリアな中音、繊細かつ伸びやかな高音域を実現します。
>> AKG
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/603099/
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