米国のAppleオンラインストアで、iPhone14シリーズおよびiPhone14 Proシリーズの整備済製品の販売が開始されました。
iPhone14の整備済製品の割引率をもとに、iPhone14をベースに開発されると噂のiPhone SE(第4世代)の予想販売価格の合理性を検討してみました。
iPhone14 Plusの整備済製品のみ在庫なし
米国のAppleオンラインストアで販売が開始されたiPhone14シリーズおよびiPhone14 Proシリーズの整備済製品は、現時点でiPhone14、iPhone14 Pro、iPhone14 Pro Maxの3機種です。
iPhone14 Plusの整備済製品は製品区分に記されていますが、入荷していません。やはり、新品の販売台数が少ないので整備済製品になる製品の入荷が少ないのでしょう。
新品価格のおよそ15%引きで整備済製品を販売
米国のAppleオンラインストアで販売が開始されたiPhone14シリーズおよびiPhone14 Proシリーズの整備済製品の販売価格は、新品のおよそ15%引きとなっています。
今後日本で販売される際も、同程度の割引率になると考えられます。
日本のAppleオンラインストアのiPhone整備済製品販売ページには、製品区分としてこれらのモデルが掲載されていませんが、数カ月以内に日本でも販売が開始されるかもしれません。
iPhone SE(第3世代)の新品より24%高額
現在の為替レートから、iPhone SE(第4世代)の米国での販売価格がiPhone SE(第3世代)と同額の499ドルだとしても、日本では税込換算で72,800円〜になると試算されていました。
今回販売が開始されたiPhone14の整備済製品の価格は、128GBモデルが619ドルです。
少なくとも、iPhone SE(第4世代)の販売価格はベースとなるiPhone14の整備済製品と同程度には抑えられるでしょう。その場合でも、iPhone SE(第3世代)の新品価格と比べておよそ24%高額です。
価格抑制には、最小ストレージ64GBの設定必須だが
もしもiPhone SE(第4世代)の最小ストレージ容量を、iPhone14の128GBから減らして64GBに抑えることができれば、販売価格を(iPhone14の整備済製品の価格を基準に)100ドル下げて519ドル程度に設定できるかもしれません。
その場合でも、iPhone SE(第4世代)の販売価格が税込85,000円以上になる可能性が濃厚です。
現実的に考えると、ベースモデルにはない最小ストレージ容量64GBモデルをラインナップするとは考えにくく、そうした点をふまえるとを税込80,000円以下に抑えるのはかなり厳しいと予想されます。
販売台数を稼ぐ戦略的なモデルとして、Appleが利益を削り、税込80,000円以下に設定することを期待するしかなさそうです。
Source:Apple(米国)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-580886/
- Source:iPhone Mania
- Author:FT729