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折りたたみiPhone/iPadの仕様要求書をサプライヤーに依頼〜開発に進展

Appleが、Samsung DisplayとLG Displayに対し、折りたたみデバイスに搭載するディスプレイの仕様に関する要求書を送付したことが明らかになったと、韓国メディアThe Elecが報じています。

折りたたみデバイスに搭載するディスプレイの仕様で合意すれば、次に両社に対して見積依頼がなされる予定であり、Apple製折りたたみデバイスの開発がいよいよ本格化することになります。

折りたたみiPhoneと折りたたみiPadを開発へ

The Elecによれば、Samsung DisplayとLG Displayが開発を担当する折りたたみディスプレイは、下記のような区分になる模様です。

折りたたみiPhone:Samsung Display

折りたたみiPad:LG Display

折りたたみiPhoneと折りたたみiPadの仕様は?

なお、現時点で予想されている折りたたみディスプレイの仕様は、折りたたみiPhoneがGalaxy Z Foldタイプの横に展開するもので、展開時のディスプレイサイズは7インチ〜8インチ、折りたたみiPadのディスプレイサイズは展開時に10インチ台後半になる可能性があるようです。

縦に展開する折りたたみiPhoneの開発計画なし

なお、Galaxy Z Flipタイプの縦に展開するようなデザインの折りたたみiPhoneの開発は考慮されていないようです。

また、折りたたみiPadのディスプレイサイズが10インチ台後半なのであれば、18.8インチと噂される折りたたみディスプレイ搭載MacBookと同一の製品とも考えられます。折りたたみ時にiPadOSが、展開時にmacOSが動作すれば便利と感じる場面もあるでしょう。

課題は、折り目の解消

なお、折りたたみiPhoneおよび折りたたみiPadのいずれにおいても、ディスプレイ開発の最大の課題は折り目の解消です。

仕様要求書を送ったということは、Samsung DisplayとLG Displayとの間で折り目を解消したディスプレイを開発するということについてある程度の目処が立ち、合意がなされたのでしょう。

これらの製品の発売時期は、2027年以降になるとみられています。

Source:The Elec

Photo:GSMArena

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