【Apple Watch Hacks_19】
現代の多くの場面では、目的地にたどり着くために、アプリのナビゲーション機能の活用が必須です。しかし、スマートフォンの画面を見ながら、歩いたり、自転車に乗ったりする行為は危険なもの。そこでApple Watchを活用すれば、音や振動でのナビゲーションによって、画面を見ずにルートを把握できます。モバイル通信ができるモデルならば、iPhoneを持たずにランニングしている際、近くのコンビニまでのルートを検索するような使い方も可能です。
本稿では、そんなApple WatchにおけるApple純正の「マップ」アプリを使ったナビゲーション機能について、解説していきましょう。
<STEP.1>行き先を探してナビゲーションを実行してみよう
大前提として、Apple Watchの「マップ」アプリは、ペアリングしたiPhone側の「マップ」アプリと連動します。そのため基本的には、画面の小さなApple WatchではなくiPhone側の操作で目的地を検索し、ナビゲーション機能を実行するのが使いやすいです。
一方、Wi-Fi+CellularモデルのApple Watchを装着したうえで、iPhoneを持たずに外出していたり、うっかりiPhoneの電源が切れた状態になっていたりといったタイミングに備えるならば、ウォッチ側の「マップ」アプリでの操作も覚えておいた方が良いでしょう。
この場合、最もスマートな操作はSiriを使う方法です。まず、「〇〇駅までの行き方を教えて」「家までの道順を教えて」「一番近くのガソリンスタンドまでの道順は」のように、声で指示をしましょう。画面に目的地の候補が表示されるので、適切な候補を選ぶことで、ナビゲーション機能が実行されます。
また、マップアプリでの手動操作で、検索したスポットを目的地に設定することももちろん可能です。ただし、Siriでの検索と比べると操作の手間があるので、“Siriでうまくいかなかったときの予備の手順”として認識しておくと良いかもしれません。
<STEP.2>全体表示との切り替え方法を把握しよう
移動距離が長い場合には、ルートの全体像と、現在地近くの詳細を一度に確認することはできません。知りたい情報を見るために、アプリの画面表示を切り替える必要が出てきます。
この切り替えをするためには、ナビゲーションが実行されているマップ表示の右上にあるアイコンをタップすることを覚えておきましょう。
<STEP.3>音と振動での経路案内について試そう
クルマ、自転車、徒歩での経路案内に関しては、“曲がるタイミング”が音と振動でわかるように通知されます。具体的には、「低いトーンに続いて高いトーン(タクチク、タクチク)」=右折、「高いトーンに続いて低いトーン(チクタク、チクタク)」=左折、のように公式のヘルプページで表現されています。
また、AirPodsシリーズのようなイヤホンを装着している場合には、屋外でもナビゲーションの音声を確認しやすくなります。
文章では説明しづらい部分ですので、Apple Watchをお持ちの方は、これらがどういう挙動になるのか、実際に近場をウォーキングでもしながら確かめてみてください。
なお、経路の最後の区間に入るとApple Watchが振動し、目的地に到着したときにもう一度振動することで、到着したかどうかも判断できるようになっています。
* * *
ちなみに、ルート案内を途中で終了させたい場合には、ナビゲーションが実行されているマップ画面の左上に表示される「×」をタップし、画面下部に現れる「経路を終了」をタップすればOKです。こちらも合わせて覚えておくとよいでしょう。
<文/井上 晃>
【関連記事】
◆Apple Watchを土屋鞄の専用レザーバンドで上品な印象にしよう
◆ゴールデンコンセプトの限定ケースでApple Watchを人とは違う超個性的な1本に
◆Apple Watchバンドたくさん持ってるならズラッと並べて飾って保管してみない?
- Original:https://www.goodspress.jp/howto/607893/
- Source:&GP
- Author:&GP