Appleは日本時間11日未明、今年の世界開発者会議(WWDC24)の基調講演を開催し、新たなソフトウェアバージョンの数々を発表しました。中でも最も注目すべきなのがiOS18ですが、どのような新機能が追加されたのでしょうか。ひとつひとつ見ていきましょう。
ホーム画面とコントロールセンターが進化
iOS18では、ホーム画面の自由度が大きく向上しており、今まではできなかったアプリ配置や、ダークモードの適用、アイコンのテーマ色が変更が可能になっています。
また、コントロールセンターの詳細なカスタマイズおよび機能拡張が実現しています。今までは1枚だったページは複数になり、新しいコントロールギャラリーを自分の好みに合わせて作ることができます。
加えて、ロックスクリーン時のコントロールセンターアイコンも自由に変更可能となっており、ボタンにあてがう機能もいかようにも選択可能となっています。
アプリのロック機能
iOS18の新たなセキュリティ機能として、アプリを個別にロックできる「Lock an app」が追加されました。ロックがかけられたアプリを開くには、Face ID、Touch IDまたはパスコードが必要になります。
また、見られたくないアプリをホーム画面で隠すことも可能で、隠しアプリフォルダを開けるのにもロック解除が必要となります。
その他にも、それぞれのアプリが連絡帳のどの人物の情報を見ることができるのかも、詳細に調整可能となっています。
メッセージ
「メッセージ」のリアクションの幅がこれまではかなり限定されていましたが、iOS18ではどの絵文字やステッカーでリアクション可能となっています。
また、スケジュールされたメッセージの送信可能となっており、友人の誕生日に忘れずに自動でメッセージを送るといったことが行えます。
他にも、メッセージにアンダーラインやテキストエフェクトを追加することも可能となっています。
そして、メッセージが衛星経由で利用可能になっているのもiOS18の大きなアップデートです。機能はiPhone14以降で使用でき、衛星経由でもエンドツーエンド暗号化がかけられるようになっています。
メール
iOS18の「メール」でカテゴリ分けが可能となっており、 「優先(Primary)「取引(Transactions)」「アップデート(Updates)」「プロモーション(Promotions)」などに自動で振り分けてくれます。
iOSのメールの新機能は今年後半に展開予定とのことです。
マップ、ウォレット、ゲームモード
iOS18の 「マップ」アプリでは、ハイキングルートが利用可能となっており、オフラインでのアクセスにも対応しています。
「ウォレット」では、「Tap to Cash」でApple Cashを電話番号、メールアドレスの交換なしでデバイス同士を近づけるだけで容易にトランザクションが可能となっています。
また、iOS18ではゲームモードが追加されており、バックグラウンドのアクティビティを制限することで高リフレッシュレートを担保してくれるようになっています。
「写真」がここ最近で最も大きく進化
iOS18では「写真」アプリがここ最近で一番大きなデザイン刷新を受けており、見た目がかなり変わっています。
フィルターがスクリーンショットにも対応したり、コレクションでトピックごとにブラウズ可能になったり、「Recent Days」でその日ごとのハイライトを見たりすることもできるようになっています。
Source: Apple
- Original:https://iphone-mania.jp/news-581558/
- Source:iPhone Mania
- Author:lexi