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iOS18ではApple IDが廃止で「Appleアカウント」に名称変更

Apple IDとは、一組のApple IDとパスワードでAppleのすべてのサービスにサインインすることができるもので、iPhoneなどのデバイスを使用する際において肝になってきます。このApple IDが、iOS18iPadOS18macOS SequoiaおよびwatchOS11から「Appleアカウント(Apple Account)」へと名称が変わることが明らかになりました。

名称変更の噂は以前からあった

Apple IDは、App Store、Apple Music、FaceTime、「探す」、iCloud、iMessage、「Appleでサインイン」など、あらゆるAppleサービスに紐付けられている重要な機能です。

これが、iOS18iPadOS18macOS SequoiaおよびwatchOS11から「Appleアカウント」へと名称変更になるとの発表がプレスリリースでありました。

改名理由としては、「Appleのサービスやデバイス間で一貫したサインイン体験を提供するため」と説明されています。

iOS18の正式版のリリースまでにすべてが移行か

Apple IDがAppleアカウントに変わるといっても、すぐにすべてのブランディングが変わるわけではなく、iOS18の正式版のリリースに合わせて徐々に変更されていくと予想されています。例えば、Apple公式サイトのApple IDのページは、WWDC24の基調講演の後でも以前のテーマのままとなっています。

「Appleアカウント」のネーミングに関して、米メディアMacRumorsは「確かによりわかりやすいが、20年以上使用されてきた“Apple ID”には愛着がある」とコメントしており、惜しむ声も聞かれています。

Source: Apple, MacRumors

Photo: Apple

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