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世界の名建築物を作れる”レゴ アーキテクチャー”の新作は世界遺産「ノートルダム大聖堂」

子ども向けの印象が強いレゴブロックですが、実は大人向けのモチーフやデザイン、難易度になっている“大人レゴ”シリーズも展開中。通常のレゴブロックと異なり、ディティールの再現性を高めるため、独自に作られたパーツが多く使用されているのが特徴です。

そんな"大人レゴ”のひとつである、世界各地の歴史的建造物や大都市の様子を再現した“レゴ アーキテクチャー”シリーズ。その最新作は、ゴシック建築を代表するパリのノートルダム大聖堂をモチーフとした「レゴ アーキテクチャー ノートルダム大聖堂」(3万1980円)です。

これまで“レゴ アーキテクチャー”シリーズはニューヨークやロンドン、パリの町並みを再現した製品だけでなく、自由の女神、タージ・マハル、ギザの大ピラミッドなど世界各国を代表する建造物をモチーフにしており、日本が誇る世界遺産「姫路城」も製品化されています。

このシリーズのポイントは、レゴを組み立てることで実際の建築作業を追体験できるところ。また、再現性の高いパーツが数多く使用されているため、完成後はインテリアとして飾っておけるクオリティを誇ります。

今回のモチーフである「ノートルダム大聖堂」は、1163年、ローマ教皇アレクサンドル3世が最初の礎石を据えたことから始まり、1250年に完成。その後、1789年にフランス革命が起こると、キリスト教の教会に対する破壊略奪行動が繰り返され、ノートルダム大聖堂も被害を受けました。1845年からは、フランス政府の決定により修復活動が開始され、建築家ヴィオレ=ル=デュックにより修復作業が行われ、尖塔を復元。記憶にも新しい2019年4月には、火災により尖塔などは焼失してまいましたが、今回のレゴでは火災前の姿を再現しています。

何と言っても、レゴの組み立てを通して、この数百年にわたるノートルダム大聖堂の変遷を年代順に追体験できるところが大きな魅力です。大聖堂の後ろのカーブした建物や鐘楼など、ディティールもリアル。さらに、完成後、内部を鑑賞したいときは屋根を取り外すことも可能。ゴシック建築に特徴的な円形のステンドグラスの窓(バラ窓)や、内部の柱、アーチなども確認できます。

ディスプレイ時にはネームプレートを取り付けることも可能。使用ピースは4383個あり、完成時のサイズはおよそ高さ33×幅22×奥行41cmです。

今年オリンピックが行われるパリ。この世界的な都市を代表するゴシック建築の歴史に触れてみませんか?

>> レゴ

<文/&GP>

 

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