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iOS18のiPhone15では、充電が切れても時間表示が可能に

iOS18iPhone15シリーズでは、充電が切れて電源が入らない状態でもパワーリザーブ機能によって、画面左上に時間を表示し続けられることが明らかとなりました。また、充電アイコンも画面に表示されたままで、予備電力が残っている場合は、「iPhone is Findable(iPhoneの所在地は確認可能)」と表示されます。

これまでのiPhoneにも、バッテリー残量がわずかになり電源が入らない状態でも、「探す」やNFCロック解除などの機能を使えるようにするパワーリザーブ機能はありますが、iOS18では、この機能がさらに改善されるようです。

iPhone15シリーズ以降でのみ使用できる機能?

[iOS 18 DB1] You can now see the time even after the phone is dead or charging.
byu/ant_t99 iniOSBeta

ただし、この機能はiPhone15シリーズのみに限定されているとMacRumorsは伝えています。同メディアがテストしたところ、iPhone14 Pro Maxでは時間が表示されませんでしたが、iPhone15 Pro Maxでは、時間が表示されたということです。

つまり、iPhone15シリーズ以降のデバイスでのみ、この機能が使用できるということでしょう。ただし、パワーリザーブは、iPhone XRやiPhone XSなどかなり古いデバイスにも搭載されていた機能なので、古いデバイスにおいてバッテリーが消耗した時に、画面に時間を表示するという点で、何が制限の要因になっているのかは不明です。

Apple Watchには搭載されている機能

Apple Watchでは既に、パワーリザーブモードに切り替わると時計のみを表示することができるようになっています。

筆者はApple Watchではないですが、ランニング中に走行中のタイムや距離を測定できるランニングウォッチを使用しており、長距離を走っていると充電が切れてしまうことが多々ありました。しかし、ランニングウォッチによっては、Apple Watchのように電源が切れる前に時計のみを表示して、その他の機能の使用を制限する機能があり大変助かっています。

iPhoneにもこの機能が搭載されれば、旅行など、つい充電することを忘れてしまいがちな時に重宝するのではないでしょうか。

iOS18では充電速度の記録が可能に

iOS18では、充電速度の記録が可能になることも明らかとなりました。これにより、充電速度が異常に遅い時にデバイスに問題があるのか、それとも充電器に不具合が生じているのかが分かるようになるということです。

そのほか、iOS18では人工知能(AI)機能「Apple Intelligence」が搭載され、ホーム画面やコントロールセンターが大きく進化しています。また、Apple IDが廃止され「Appleアカウント」に名称変更されるなど、様々な点で大幅な変更が加えられています。

Source: Reddit via MacRumors
Photo:Apple

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