【アジア袋麺レシピ】
今回の調査内容
ベトナムの麺料理と言えばフォー。本国から直輸入の袋麺「ブンボーフエ」をいただき、その味の真価を問う!
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ベトナムの麺料理の筆頭と言えば、やっぱりフォー(米麺)です。近年、日本国内のアジア料理店でも気軽に口にできるようになった一方、家庭でイチから作ろうと思うと、素材の調達はもちろん、限られた情報の中で調理することから「この味で本当に良いのか」と迷ってしまうこともあります。
そんな中、本格的であり作るのも超簡単なのが本国から直輸入された袋麺です。今回は、アジア系食材店でよく見かけるフォーの袋麺「 ブンボーフエVIFON 即席米めん・ベトナムフォー(ピリ辛味)」(以下、『ブンボーフエ』)を調理しいただくことにしました。
ショッキングピンクのパッケージがいかにも東南アジア的でテンションが上がりますが、果たして、その調理法と肝心の味わいはどんな感じでしょうか。
■レシピがザックリ2パターンある!?
というわけでさっそくパッケージを開封してみました。しっかり梱包された米麺とスープ、香味油が入っています。米麺は見るからに硬そうですが、調理時間は意外と早く、400mlほどの水を鍋に入れ、沸騰させた後に米麺をイン。2分ほど茹でたところで、スープ、香味油を入れれば完成です。
また、さらに簡単に作りたい場合は、麺とスープ、香味油を丼に一緒に入れ、400mlの熱湯を注いで3分待つだけでも良いとも。
正直、「なんてザックリしているんだ」と思いましたが、今回は鍋で茹でる方のレシピで作ってみることにしました。
そのままでも十分美味しそうな「ブンボーフエ」ですが、せっかくなのでトッピングもしたく、牛肉ともやしを別途炒めのせていただくことにしました。
■本国ならではの本格的な味わいが◎
最後に小ネギ、市販のメンマを乗せて完成! すでにアジアンな香りがプンプン漂い、食欲を刺激してきます。
さっそくいただきましたが、スープは牛骨出汁のコンソメ的な印象が強い一方、そのまったりした口当たりをやや強めの辛味、そしてレモングラスなどのハーブの風味がピリッとシメている印象です。さらに酸味が後から追いかけてくるような味わいで、良い意味で本国ならではの強いパンチを感じることができました。
また、肝心の米麺はパッケージよりも細めである一方、強いコシとお米の風合いで食べ応えも十分。
独特の味わいではありますが、「今日、本物のアジア麺が食べたい」といったときには持って来いの袋麺だと思いました。
■夏場、食欲がない時でも栄養が摂れそう
超簡単に作れる一方、その味わいは本格派の「ブンボーフエ」。その味わい、米麺を口にし、蒸し暑い一方で時折吹く風が心地良いベトナムの素朴な景色が頭に浮かんできました。もちろん、日本の夏場にいただくのもオススメで、食欲がないときでもピリ辛スープと米麺でしっかり栄養を摂ることができるように思いました。
まとめ:
「ブンボーフエ」は簡単にできる袋麺である一方、その味は本格派。ベトナム本国の味わいは、日本の夏場にも超オススメ!
今回はもやし、牛肉などをトッピングしていただきましたが、この辺のアレンジも自由にできそうに思いました。野菜やハーブはもちろん合うでしょうし、蒸し鶏なんかもバッチリ合いそうです。
アジア食材店でないと入手しにくいのが難点ではありますが、それさえクリアすれば本物を味を楽しめます。ぜひ本気のベトナム袋麺「ブンボーフエ」で、日本の夏も乗り切ってくださいね。
<取材・文/中西ふみえ、松田義人(deco)>
松田義人|編集プロダクション・deco代表。趣味は旅行、酒、料理(調理・食べる)、キャンプ、温泉、クルマ・バイクなど。クルマ・バイクはちょっと足りないような小型のものが好き。台湾に詳しく『台北以外の台湾ガイド』(亜紀書房)、『パワースポット・オブ・台湾』(玄光社)をはじめ著書多数
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- Original:https://www.goodspress.jp/reports/605901/
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