イヤホンのスタンダードになって久しい完全ワイヤレスイヤホンですが、近年は普及に伴って機能の充実ぶりも目覚ましいものがありますよね。今や高音質は当たり前で、かつてはハイグレードタイプのセールスポイントだったノイズキャンセリング機能も、多くのイヤホンに搭載されるようになりました。
ビクターより6月下旬発売予定の完全ワイヤレスイヤホン「HA-A30T2」(予想実勢価格:9900円前後)は、1万円を切る入手しやすい価格ながらハイクオリティな音質とノイズキャンセリング機能を搭載。さらに装着時の負担が少ない小型&軽量化を実現するなど、随所にたっぷりの魅力を備えているのが特徴です。
2022年5月に発売されて好評を博した「HA-A30T」の後継モデルとなる今作「HA-A30T2」は、イヤホン本体と同梱される充電ケースのデザインをリニューアル。
約4.5g(片耳)で軽やかな装着感の小型・軽量ボディと、充電ケースのコンパクト化(約23.7g・「HA-A30T」より15%軽量化)を実現。充電ケースは手のひらにも収まりやすいサイズとなっています。
高磁力ネオジムマグネットを採用した6mm径の高音質ドライバーユニットにより、低域から高域までバランスよく、クリアで迫力のあるサウンドを実現。
3つのサウンドモード(FLAT/BASS/CLEAR)を搭載し、曲や気分に合わせて音質を変更することができます。
専用アプリ・Victor Headphonesに対応し、キー割り当てのフルカスタマイズ、サウンドモードの切り替え、カスタムサウンドモードの登録(3件)、各種機能の設定・切り替え、音量操作、アップデートなどが可能です。
ノイズキャンセリング機能は性能が前モデルよりもさらに向上。カナル型の形状に加えて遮音性に優れた柔らかいイヤーピース(全4サイズが同梱)との組み合わせにより、騒がしさが気になる環境でもクリアなサウンドが楽しめます。
また、今モデルでは風切り音を抑制するウインドカットモードを新たに搭載し、屋外で風の強い状況下でもクリアなサウンドでリスニングできます。外音取り込み機能も備えており、アナウンスなど周囲の音をしっかり聞き取れます。
イヤホン本体にマイクを内蔵しており、接続したスマホやPCでの通話に対応。イヤホン本体に軽くタッチするだけでマイクのON/OFFを素早く切り替えられるマイクミュート機能を備えているほか、イヤホンから自分の声を聞けるサイドトーン機能も搭載。
意図せずに大声で話してしまうことを防ぎ、普段の会話に近い感覚で通話を行えます。
スマホやPCとの接続はBluetooth 5.3(Power Class 1対応)で行い、対応コーデックはSABとAACの2種類。低遅延モードを搭載しており、ゲームプレイや動画視聴の際でも映像と音のズレがない快適な視聴を楽しめます。
また、PCとスマホなど2台の機器に同時接続/待ち受けが可能なマルチポイントにも対応しており、手間になりがちなBluetooth接続の切り替え操作の手間なしで接続している2つの機器を併用できます。
イヤホン本体への充電は充電ケース内のバッテリーとともに付属のUSBケーブルで行い、イヤホン本体は約2時間、充電ケースは約2.5時間でフル充電が完了。
電池持続時間はノイキャン機能のON/OFFで差があり、ノイキャンOFF時はイヤホン本体が最大11時間、充電ケースは最大16時間で計最大27時間。ノイキャンON時は同最大8.5時間、同12.5時間の計最大21時間と、長時間に渡るサウンド再生が可能です。また、10分の充電で最大約80分の再生が可能なクイック充電も備えています。
カラーバリエーションはブラック、グリーン、ピンク、パープル、ホワイトの全5色で展開。オシャレなデザインにノイキャンを含めた高機能を有しながら、9900円前後で入手できるというのは何とも魅力的。完全ワイヤレスイヤホンのエントリーとしても最適のモデルとなりそうです。
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/608826/
- Source:&GP
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