Apple Intelligenceに対応するチップが、Apple MシリーズかAシリーズではA17 Pro以上であることから、今後発表されるであろうiPad mini 7とiPad(第11世代)のチップも対応するものが選択される可能性が高そうです。
ただし、iPhone SE(第4世代)はApple Intelligenceに対応せず、販売価格値上げを抑えることが可能なチップを選択すると予想します。
競合対策の面からもApple Intelligence対応強化必須
Apple Intelligenceに対応するのは、すべてのApple MシリーズとA17 Proです。
iPad mini 6に搭載されているのはA15 Bionic、iPad(第10世代)に搭載されているのはA14 Bionicなので、Apple Intelligenceに対応していません。
世界開発者会議(WWDC24)で大々的に発表したこと、GoogleやMicrosoftの動向を考えると、いずれはこうした機種でもApple Intelligence対応によって商品力を高める必要が生じるでしょう。
iPad mini 7とiPad(第11世代)Apple Intelligence対応をさせるには?
iPad mini 7とiPad(第11世代)が発表されるのは、2024年末〜2025年春頃との噂があります。
もしもこの噂が正しければ、発表時点でApple Intelligence対応が可能なチップとして、下記の選択肢が予想されます。
iPad mini 7:M1かM2、A17 Pro
iPad(第11世代):A17 ProかA18
iPad mini 7にM1搭載し、Apple Intelligence対応か
iPad AirがM2を搭載したことで、iPad mini 7がM1を搭載しても十分差別化できるでしょう。
ただし、iPad(第11世代)にA17 Proを搭載することは製造コスト上昇を招く可能性が高く、製品の位置づけを考えると実現する可能性は低いと予想します。
また、iPhone16/16 Plusが搭載すると噂のA18を2025年中に搭載するのは時期尚早でしょう。
iPad(第11世代)が2026年発表、A18搭載では?
あくまでも、「Appleは全ての製品でApple Intelligence対応を目指す」戦略を採用するのを前提とした場合、iPad mini 7はM1かM2を搭載する可能性はありそうです。
一方、iPad(第11世代)は発表時期を2026年まで遅らせることで、A18を搭載すると推察します。
iPhone SE(第4世代)は製造コスト優先と推察
iPhoneでは、A18とA18 Proを搭載するiPhone16シリーズおよびiPhone16 Proシリーズ発表後もA16 Bionicを搭載するiPhone15が併売されるだろうことを考えると、iPhone SE(第4世代)がiPhone15よりも高性能なチップを搭載する可能性は低いと予想されます。
そのため、iPhone SE(第4世代)が今秋もしくは来春に発売されるとしても、Apple Intelligence対応チップを搭載することはないと推察しますが、いかがでしょうか。
Photo:Apple
- Original:https://iphone-mania.jp/news-581949/
- Source:iPhone Mania
- Author:FT729