音楽ストリーミング配信全盛の昨今、誰もがいつでも好きなときに好みの音楽にアクセスできる時代ではありますが、一方でいま静かに再燃しているのがCD市場。数年前からのアナログレコードのリバイバルに続いて、世界的にはCD販売数が上昇中、国内でも前年比108%と販売増加に転じているのだそう。
そんなトレンドを背景に、イギリス・ケンブリッジ発の名門オーディオブランド・ARCAM(アーカム)が手がけた本格CDコンポが登場(アンプ+CDプレイヤーセット15万8400円〜 6月13日現在※)。6月13日よりGREEN FUNDINGにて、日本導入に向けたプロジェクトがスタートしています。ながら聴き・流し聴きを卒業して、お気に入りのCD音源とじっくり向き合いたいあなたにおすすめの逸品です。
※一般販売予定価格:A5(9万9000円)、CD5(9万9000円)
1976年にイギリス・ケンブリッジにて、当時ケンブリッジ大学で物理学を学んでいたジョン・ドーソンらによって設立されたARCAM。
元々はプロオーディオ会社向けに設計を手がけていた彼らですが、一躍知名度を押し上げたのは同年に発表された完全ハンドメイドのプリメインアンプ「A60」。80年代には完全自社開発のCDプレーヤー「Delta70」を発売するなど、早くからデジタルオーディオの利便性に着目していたことでも知られます。
今回GREENFUNDINGに登場するのは、そんなARCAMが長年培ってきたアナログ技術と最新デジタル技術を注ぎ込んだインテグレーテッドアンプとCDプレーヤー。
インテグレーテッドアンプ「A5」は、40年余の長きにわたって継承されてきたアンプ設計技術に基づく50W/chのAB級アンプ。
DAC部にはオーディオマニアからも信頼の厚いESSテクノロジー社のSabre ES9018K2Mを採用、またアナログ・デジタルのいずれにも幅広く対応できるよう多彩なインターフェイスを装備。
さらに双方向でのBluetoothによるワイヤレス通信に対応、ワイヤレスのヘッドホンやイヤホンが使用できるほか、スマホやDAPから音源を受け取ることも可能。
スリムで洗練されたインテリア性の高いデザインも大きな魅力ですが、一方で音質を左右する電源部には大型のトロイダルトランスを採用することで、余裕のあるサウンドを実現しています。
一方同時発売のCDプレーヤー「CD5」は確かな再生能力を備えた専用機で、これもDACにはESS テクノロジー社のSabre ES9018K2Mを採用。
WAV/FLAC/MP3/AAC/WMA〜96kHz/24bitと幅広いファイル形式に対応し、音楽CDはもちろんオリジナルのミックストラックを収録したCD-RやCD-RWの再生にも対応。本体にはUSB-Aポートも搭載、USBメモリーからダウンロードした音楽データを読み出して再生することも可能です。
往年のハイコンポと同程度の価格帯で、老舗メーカーならではのプレミアムなリスニング体験を実現した意欲作。いち早く、かつおトクに手に入れたいならプロジェクトページはぜひ早めにチェックを!
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/609166/
- Source:&GP
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