スマホのようなこのデバイスは、AR(拡張現実)グラスなどを手がけるXREAL(エックスリアル)から発表された、ARコンピューティングデバイス「XREAL Beam Pro」(128GB:3万2980円、256GB:3万9980円)。
同社のARグラス「Airシリーズ」のコントローラーやミラーリングデバイスとして使えるだけでなく、スマホ感覚の簡単操作で没入感のある3D写真や3D動画を撮れるんです。
本体サイスは162.84×75.55×10mm、重さ約208g(バッテリー含む)。液晶には6.5インチのFULL HDタッチスクリーンを備え、見た目や操作感はまるでスマホそのもの。
OSはAR向けに最適化されたAndroid 14ベースの「nebulaOS」を搭載。チップセットは空間コンパニオン オクタコア CPU「Snapdragon spatial companion processor」を採用し、Wi-Fi6とBluetooth5.2に対応しています(モバイル通信はなし)。
容量は、内部ストレージ128GB+メモリ6GB(3万2980円)と内部ストレージ256GB+メモリ8GB(3万9980円)の2モデルを展開。SDカードスロットを備えていて最大1TBまで拡張することも可能です。
さて、このデバイスで何ができるかというと、まず同社の「Air 2」や「Air 2 Pro」などのARグラスと接続して使い、スマホやゲーム機などの映像をARグラスにミラーリングすることが可能。操作する際にはコントローラーとしても活躍します。
と、ここまでは前作の「XREAL Beam」と同じですが、今作ではnebulaOSを搭載し、Google Play ストアに対応したことで、スマホやゲーム機などの他のデバイスなしでもゲームや動画をより楽しめるように。例えば、YouTubeやゲームなどのアプリをそのままARグラスにミラーリングして、視聴やプレイすることも可能です。
また、Xbox Game Pass、Amazon Luna、Steam Linkなどのクラウドゲーミングやリモートプレイプラットフォームへアクセスして遊ぶことも。Netflix、Amazon Prime、Hulu、Disney Plusでは、低遅延かつ90Hzリフレッシュレートの滑らかな映像をARグラスの大画面で楽しめます。
そして、もっとも大きなトピックは3D撮影ができるようになったこと。背面には人間の左右の目と同等な間隔に空いた5000万画素のデュアルカメラを配置し、Airシリーズに最適化された3Dの空間ビデオや写真が撮影できるようになりました。
動画は1080p、60fpsでのハイフレームレート録画に対応。手ブレ補正(30fps)もついているので歩きながらの撮影も問題ありません。子供の成長記録や、旅行先での思い出も、気軽に空間ビデオとして残せるのは「XREAL Beam Pro」ならでは!
バッテリー容量は4300mAhで、急速充電に対応。いざという時はモバイルバッテリーとして使うこともできます。なお、本体にはUSB Type-Cポートを2口搭載しているため、給電しながら使えるのもうれしいポイント。
Bluetoothでゲームコントローラー、マウス、キーボードなどを接続できるため、遊びから仕事まで幅広いシーンでマルチに活躍してくれるはずです。
ARや3Dの世界がより身近になるXREALの最新デバイスは、現在予約を受付中で、8月6日より発送予定。「XREAL Beam Pro」単体以外にも、「Air 2 Pro」や「Air 2」とのセット販売もあり、事前予約特典なども用意されています。
>> XREAL
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/610729/
- Source:&GP
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