iPhone16 Pro Maxには、これまでよりも5%〜10%エネルギー密度が高い新型バッテリーが搭載されるとの予想を、アナリストのミンチー・クオ氏が伝えました。
また、バッテリー交換を容易にするために、外装がステンレススチール製に変更されるとのことです。
ステンレススチール製外装を持つバッテリーの利点
ステンレススチール製に変更されると噂のiPhone16 Pro Maxのバッテリーについて、そうなる理由をクオ氏がわかりやすく説明しています。
クオ氏によれば、iPhone16 Pro Maxのバッテリー外装がステンレススチール製に変更されることで下記のような利点が生まれるとのことです。
- バッテリーのエネルギー密度が高いことで発熱が増えるが、ステンレススチール製の外装は、バッテリー温度上昇時の放熱に有利
- 腐食しにくい素材であり、腐食による本体破損が生じるリスクを軽減
- バッテリー交換が容易になり、欧州連合の求める要件にも適合
容量増加に加え、容積削減にも有利に作用
iPhone16 Pro Max用バッテリーのエネルギー密度が向上することで、同じ外寸ならバッテリー容量増加、同じバッテリー容量なら容積削減が実現できるとクオ氏は伝えています。
2025年にiPhone17 Slimを含む全モデルに展開か
ステンレススチール製外装を持つバッテリーは、翌年にiPhone17 Pro MaxだけではなくiPhone17、iPhone17 Plus、iPhone17 Proにも展開されるとクオ氏は予想しています。
新機種となるiPhone17 Slimも、薄型化実現のためにステンレススチール製外装を持つバッテリーを、「同じ容量なら容積削減」に活かすかもしれません。
Source:郭明錤 (Ming-Chi Kuo)/Medium
Photo:Apple Hub/Facebook
- Original:https://iphone-mania.jp/news-582700/
- Source:iPhone Mania
- Author:FT729