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Apple、廉価版Vision Proのディスプレイ生産を韓国企業に委託か

韓国メディアThe Elecによれば、Samsung DisplayLGAppleからOLEDoS(OLED on Silicon)パネルの生産能力に関する問い合わせを受けたとのことです。このことから、廉価版Vision Proには韓国企業2社のディスプレイが搭載されるとみられています。

ソニーと比べてPPIが劣るディスプレイ

Appleが廉価版Vision Proに採用するとみられるSamsung DisplayおよびLGOLEDoSパネルは、2.0インチ〜2.1インチのサイズで、画素密度はおおよそ1,700 PPIであるとのことです。

初代Vision Proに搭載されているソニー製のOLEDoSパネルが1.42インチで3,400 PPIなのと比べると、韓国企業2社のディスプレイは画素密度がかなり劣ることがわかります。

ソニー製ディスプレイは確かに素晴らしいものの、生産枚数が年間90万枚ほどに限られるため、Appleは追加のサプライヤーを模索しているようです。

輪郭がはっきりしてきた廉価版Vision Pro

これまでの情報から、Appleが来年の終わりまでに発売する可能性があるとされる廉価版Vision Proの輪郭がはっきりしてきました。同機はiPhoneやMacからテザリングを行うことで高価なプロセッサ搭載を避け、画素密度が低めのディスプレイを搭載する見通しです。

また、EyeSightなどの高価な機能も非搭載になるといわれており、何よりも価格を抑えることに焦点が当てられているようです。

Vision Proはついに日本でも発売

Apple Vision Proは6月28日についに日本でも発売が実現しており、表参道のApple Storeが発売日に賑わう様子がAppleのプレスリリースで取り上げられました。

Vision Proは米国ではすでに多くの顧客が興味を失っているともいわれていますが、日本では独自の使用法および文化が育まれることを期待したいです。

Source: The Elec via MacRumors

Photo: Apple

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