Apple、iPhone15 Pro Maxで撮影の不思議な短編映画を公開

hato

4か月前

Appleは、iPhone15 Pro Maxで撮影したショートフィルム「¡Suerte!」を公式YouTubeチャンネルで公開しました。若きミュージシャンIván Cornejo（イヴァン・コルネホ）が、自分のルーツを探して旅したメキシコで、奇妙な夢のような体験をする様子を描いています。

若きミュージシャン、メキシコでの不思議な体験

iPhone15 Pro Maxで撮影されたショートフィルム「¡Suerte!」は、アメリカで活躍する20歳のシンガーソングライター、イヴァン・コルネホが自分のルーツに向き合うため、ギターを持ってメキシコを訪れる物語です。

2023年7月に公開された覆面ヒーローを主人公にした短編映画に続き、メキシコで撮影の作品です。

作品タイトルの「¡Suerte!」（スペイン語）は、「幸運を祈る」という意味で、英語だと「Good Luck!」に相当します。

コルネホがホテルでシャワーを浴びていると、魚の顔をしたペスカードに遭遇し、奇妙な旅が始まります。ちなみに、ペスカード（Pescado）はそのまま「魚」の意味です。

映像はiPhone15 Pro Maxと防水ケースのほか、プロ用機材を用いて撮影されており、Macで編集されています。一部の音声はスタジオで録音されています。

作品の最後には、撮影中のリラックスした様子のわかる映像も収められています。

Appleは、制作の様子や、制作関係者のコメントをまとめたメイキング映像も公開しています。

制作を担当したCliquaの2人は、撮影中に複数の被写体でフォーカスを切り替えられるシネマティックモードが特に印象的だった、とコメントしています。

撮影監督は、瞬時にレンズが切り替わる5倍光学ズームや、高度なカラーグレーディングができるProRes撮影を賞賛しています。

なお、光学5倍ズームは、iPhone15 Pro Max限定の機能ですが、2024年秋発売のiPhone16 Proでも利用可能になると著名アナリストのミンチー・クオ氏が予測しています。

Appleは、iPhoneで撮影したショートフィルムを数多く公開しています。2024年3月には、手塚治虫漫画を原作とした「ミッドナイト」を三池崇史監督、賀来賢⼈主演で映像化しています。

「¡Suerte!」はこちらでご覧ください。再生時間は約13分29秒です。

メイキング映像はこちらです。

Apple Musicでは、作品中でイヴァン・コルネホが歌っている「Intercambio Injusto」を収めたサウンドトラックが公開されています。

また、「Intercambio Injusto」を含むニューアルバム「MIRADA」が、7月19日の通常リリースに先駆けて、Apple Musicで先行リリースされており、一部楽曲を聴くことができます。

Source: Apple/YouTube (1), (2)