Appleが米ニューヨークで、ゲームに特化したメディア向け体験イベントを開催したとMacお宝鑑定団Blogが報じています。iOS18などの次期OSに導入されるゲームモードや、iPad Pro(M4)の処理性能の高さを体験できるイベントだった模様です。
iPad Pro(M4)などでゲームを体験
Appleがニューヨークで7月10日に開催したメディア向けイベントはゲームに特化したもので、iPhone15 Pro Max、iPad Pro(M4)、MacBook Pro、MacBook Air、iMacがゲーム体験用に展示されたそうです。
ハードウェアとしては、Backbone製のゲームコントローラー、ソニーのPlayStation用コントローラーも用意されていたとのことです。
なお、Appleは2023年2月にも、ニューヨークでゲームに特化したメディア向けイベントを開催しています。
米メディア9to5Macは、昨年のイベント後には出席したメディア関係者による情報が公開されたものの、今回はMacお宝鑑定団Blog以外のメディアはイベントを報じていないとコメントしています。
iOS18のゲームモードでAirPodsのレイテンシーも低減
6月の世界開発者会議(WWDC24)で発表され、現在開発者向けベータが提供されているiOS18、iPadOS18、macOS Sequoiaでは、新機能ゲームモードが追加されます。
ゲームモードを使うと、バックグラウンド動作を最小限に抑えて高いフレームレートを維持し、長時間のプレイを可能になります。
また、Bluetoothのポーリングレート(データ通信の頻度)を通常の2倍にすることで、Bluetoothコントローラの反応が大幅に改善し、AirPods Pro(第2世代)使用時のオーディオレイテンシーも低減します。
WindowsゲームをiPhone、iPadに移植支援ツールも提供
Appleは昨年6月のWWDC23で、WindowsからAppleシリコン搭載Macにゲームを移植できる「Game Porting Toolkit」を発表しました。
そして今年、WWDC24では、Macに加えてiPhoneやiPadへの移植にも対応した「Game Porting Toolkit 2」を発表しています。
今後、多くのWindows向けゲームがiPhoneやiPadに移植され、手軽に楽しめるようになることが期待されます。
Source: Macお宝鑑定団Blog, 9to5Mac
Photo: Apple
- Original:https://iphone-mania.jp/news-583126/
- Source:iPhone Mania
- Author:hato