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Bose QuietComfort Ultra Earbudsがやっとマルチポイント接続対応へ

Bose QuietComfort Ultra Earbuds(以下、QC Ultra Earbuds)がやっとマルチポイント・ワイヤレス接続に対応、Bose Ultra Open Earbuds(以下、Ultra Open Earbuds)も対応するとThe Vergeが伝えています。

やっとマルチポイント接続に対応する見込み

QC Ultra Earbudsは、発売時にマルチポイント・ワイヤレス接続へ対応する予定と案内されながら、未だに対応していません。

The Vergeによれば、2024年7月10日から順次提供され始めている最新のアップデートを適用することで、同時に2台のデバイスと接続できるマルチポイント・ワイヤレス接続に対応する見通しです。

現状のQC Ultra Earbudsでは、2台のデバイスをアプリに登録できても、どちらかを排他的に利用する(片方と接続する場合はもう片方との接続が切断される)ことしかできません。

他社製品と比べて劣る、Bose製品の機能

マルチポイント・ワイヤレス接続は、ソニー WF-1000Xシリーズでは以前から利用可能です。また、iPhoneと接続して利用する場合の使い勝手はAirPodsシリーズが圧倒的に優れています。

筆者はそれらよりも優れたアクティブノイズキャンセリング性能を重視してBose QuietComfort Earbudsシリーズを愛用してきましたが、アップデートを含むBoseの機能改善への取り組みがは遅すぎると感じます。

QC Ultra Earbudsの音声ピックアップの最適化、接続性の向上も含む

順次提供され始めているアップデートには、QC Ultra Earbudsの音声ピックアップの最適化、接続性の向上を含む改善が含まれているようです。

QC Ultra Earbudsをイマーシブモードで利用しているとワイヤレス接続が不安定になり、空間オーディオにおける音場の拡がりが素晴らしいものになることがあります。

願わくば、それが標準設定になることを期待します。

また、通話時の音声品質の悪さは通話相手から「良く聞き取れない」と苦情を呈されるほどですので、この点が改善されていることも期待します。

現時点で、アップデートの配信が確認できず

2024年7月14日午後3時45分時点で、筆者が利用中のBoseアプリでは、アップデートの配信が確認できません。

アップデートが適用されると、Boseアプリの「ソース」において「マルチポイント」が選択可能になると、The Vergeは説明しています。

Source:The Verge

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