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超軽量、立体成型、極薄、シームレス。Onの最先端ランニングシューズが未来的!

機能的なランニングシューズを展開するスポーツブランド・On(オン)が、独自のアッパー製造技術“LightSpray(ライトスプレー)”を使用した画期的な新作を発表!

「Cloudboom Strike LS」(4万4000円)は、Onの本社の位置するスイス・チューリッヒで開発された最新技術を搭載した高性能ランニングシューズ。メンズモデルは約170g、ウィメンズモデルは約158gと超軽量で、継ぎ目のないアッパーは極薄! それでいて、環境への配慮も忘れない最先端のランニングシューズとなっています。

On史上初のアッパー製造技術“LightSpray”を開発したのは、チューリッヒに位置するOn Labs。あるチームメンバーが、ハロウィン飾りの蜘蛛の巣をグルーガンで作る動画を観ていたときに、「この技術はシューズにも活かせるのでは」とひらめいたことがきっかけだったといいます。

開発された製造ユニットは、ひと続きのフィラメントをスプレー噴射することで、あらかじめ設計された構造物をつくり出すことができ、継ぎ目のないアッパーを作ることができるというもの。自動化されたロボットアームによって、たった一つの工程だけで、アッパーをあっという間に製造できるようになっています。

再生利用できる単一の素材を接着剤不要の方法で結合しており、また超高速で製造できるため、製造工程での廃棄物が少なく、CO2排出量もOnのほかのレーシングシューズと比較して75%削減されているなど、環境への負荷が少ないことも大きな特徴です。

“LightSpray”を使用した最初のシューズである「Cloudboom Strike LS」は、極薄でシームレス、シューレースも不要な高性能ランニングシューズ。足にぴったりとフィットする構造で、“走ること”のみに集中したいレースの際にはぴったりのモデルです。

アッパーの重さは、なんと約30gと超軽量! 総重量も約170g(メンズサイズ)と、他のランニングシューズと一線を画す軽量性を実現しています。ミニマルかつ未来的なビジュアルも、これからのランニングシューズのデザイン概念を変化させてくれそう。

実際、開発段階の「Cloudboom Strike LS」を履いてレースに臨んだというトップランナー、ヘレン・オビリ選手をはじめ、数々のアスリートがレースで勝利をおさめているとか。新技術を使った革新的シューズの今後に注目です。

>> On

<文/&GP>

 

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