キヤノンから、2020年に発売された「EOS R5」の後継機となる、フルサイズミラーレス一眼「EOS R5 Mark II」(キヤノンオンラインショップ参考価格:ボディのみ65万4500円)が8月下旬に登場!
新開発されたエンジンシステムやセンサーを備え、画質やAF性能が大幅に向上。写真も動画も幅広いシーンでの撮影に対応する、プロやハイアマチュア向けの1台となっています。
イメージセンサーには、有効画素数最大約4500万画素と静止画常用ISO感度51200の高感度を両立した、新開発の裏面照射積層CMOSセンサーを搭載。読み出し速度が高速化されたことにより、最高約30コマ/秒の高速連続撮影(電子シャッター撮影時)を叶えつつ、ローリングシャッター歪み(高速で動く被写体を撮影した時に起こる歪みのこと)を大幅に低減しています。
画像処理エンジンには、「DIGIC X」に加えて、瞬時に解析処理を行う「DIGIC Accelerator」を搭載。それぞれの役割が分担されたことで処理速度が向上し、動画性能も大きく進化。
新開発のイメージセンサーと2つの画像処理エンジンによる、大量データの高速処理を可能にする新エンジンシステム「Accelerated Capture」。そこに、キヤノン独自のディープラーニング技術が融合した、フラグシップ機「EOS R1」(11月発売予定)と同等のシステム構成により、高画質化とAF機能の進化を実現しています。
高画質化については“カメラ内アップスケーリング”に注目。撮影した画像の縦横の画素数をそれぞれ2倍にして全画素数を4倍に変換し、約1億7900万画素まで画像の拡大が可能。小さく写った被写体も高解像度のままググっとトリミングすることができます。
また、同じくカメラ内で処理される“ニューラルネットワークノイズ低減”は、画像内のノイズを抑えてくれるため、今まであきらめていた暗所での撮影も可能に(RAW撮影時)。
AFはデュアルピクセルIntelligent AFへと進化。トラッキング性能が大きく向上し、高速連続撮影時もしっかりと被写体を追従してAF。野生動物やスポーツなど、ピントを合わせるのが難しいシーンでも高精度の“つかみ”と“追尾”で被写体をトラッキングし続けます。
サッカー、バスケットボール、バレーボールの3競技に対応したアクション優先のAF機能では、シュートやアタックなど特定のアクションをしている人物にAFフレームが移動。スムーズなAFで決定的な瞬間も逃しません。
また、便利な機能としては、高速連続撮影時にシャッターを押したタイミングから、最大15コマ分さかのぼって連続撮影できる静止画プリ連続撮影機能を搭載。蝶が飛び立つ瞬間など、先読みが必要だった難しい撮影もお手の物に!
動画撮影においては、8K/60P RAW、4K/60P SRAWの内部記録に対応。フルHD/30Pの動画撮影中に、8K画素の静止画を同時に記録できる“動画撮影中静止画記録”も追加されました。
写真撮影も動画撮影も飛躍的な進化を遂げた「EOS R5 Mark II」。ボディー単体以外に、「EOS R5 Mark II・RF24-105 L IS USM レンズキット」(キヤノンオンラインショップ参考価格:80万8500円)も8月下旬より発売予定で、7月23日よりキヤノンオンラインショップで予約が始まっています。
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/615878/
- Source:&GP
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