Appleは、ストレージ用のNANDをTLC(Triple Level Cell) NANDからQLC(Quad Level Cell) NANDに変えて部品単価を削減し、2TBストレージモデルを2027年までに追加するとの予想を、調査会社TrendForceが伝えました。
iPhoneへの2TBストレージモデルの追加は、数年前から噂されています。
iPhone18シリーズまでの間にQLC NANDを採用した2TBモデル提供か
TrendForceによると、Appleは2026年までにNANDフラッシュをストレージとしてQLCチップを採用することを決定したことのことです。
その場合、QLC NANDフラッシを採用する可能性があるのはiPhone16シリーズ、iPhone17シリーズ、iPhone18シリーズのいずれかということになります。
iPhone14シリーズ発売前から続く、QLC NAND採用の噂
なお、iPhone16シリーズの1TBモデルにQLC NANDが採用されるとの噂は2024年1月に伝えられており、古くはiPhone14シリーズの2TBモデル用としてQLC NANDが採用されるとの噂もありました。
こうしたことから考えると、QLC NANDの採用は以前から検討されていたようです。
QLC NANDに最適なコントローラ開発完了が採用のタイミングか
QLC NANDの採用時期は、書き込みを最適化して寿命を伸ばし、アクセス速度を向上させるコントローラの完成がいつになるか次第かもしれません。
iPhone17 Pro Maxの超広角カメラの画素数は4,800万画素に増加するとの噂もあることから、このタイミングがQLC NANDを採用して最大ストレージ容量を増やすのに最適とも思われます。
Source:MacRumors
Photo:Apple Hub/Facebook
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- Source:iPhone Mania
- Author:FT729