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その場の空気感や緊張感もスマホに録音!WHISMRの“耳型”バイノーラルマイクの実力とは

あたかもその場で聴いているかのように、立体的な音声をリアリティたっぷりに楽しめるバイノーラル音源。自分でも録音に挑戦してみたいけど、あれこれ機材を用意するとなるとちょっと自信がない… 。そんなあなたに、GREENFUNDINGから登場のコンパクトなバイノーラルマイクWHISMR(ウイスマー)「W-BM1」(4万4800円〜 7月27日現在)をご紹介します。

録音に最低限必要な機材はこのマイク1台、あとは手持ちのスマホがあればオッケー。日々何気なく使っているスマホが、そのまま立体音響収音ができる録音・録画・配信機材に早変わり、これなら気負わず手軽にチャレンジできそう!

この「W-BM1」、ポイントはまずコンパクトなサイズ感。本体外寸は幅170×奥行き100×高さ80cmで重量は260g、上下それぞれの面に1/4インチのネジ穴を搭載しており、ハンドルや三脚、スマホスタンドなどを取り付けて使うことが可能。

本体左右に装備するシリコン製の“耳”が特徴的で、この部分にプリモ製のマイクユニットを内蔵しています。背面にはスマホと接続するためのUSBオーディオインターフェイスを装備しており、録音・録画するときは手持ちのスマホとケーブル1本でつなぐだけでOKです。

臨場感あふれるバイノーラル音声と共にとらえれば、生活の中にありふれた何気ないワンシーンがエモさ全開の非日常映像にいきなり変身!

ほかにもキャンプなどのアウトドアや、リアリティあふれる音楽ライブやスポーツのワンシーン、電車の走行音、人混みの中での交通音や話し声など、さまざまなシーンで活躍できそう。

加えて特筆すべきは、プロ用ダミーヘッドでも使われるという“バイノーラルフィルタ”の搭載です。一般にバイノーラルマイクによる録音では、周波数特性上5kHz付近に強調される周波数帯域が存在するため、録音した音源をスピーカーで聴くと中高域がやや強調された印象になりがち。

こうした強調感を低減するフィルターは高価なプロ用ダミーヘッドなどでは搭載されますが、安価なマイクでは採用されていないのが普通です。


その点この「W-BM1」は、比較的安価な民生機器でありながら、補正用バイノーラルフィルタを装備。

不特定多数に対する音声配信など、リスナーの使用環境がわからない生配信などではあらゆる環境で快適に聴けるようバイノーラルフィルターON。ライブラリ音源として記録する場合はフィルターOFFで録音するなど、目的に応じた最適な録音モードをこの価格帯のマイクで選べるのはかなりうれしい!

さらに目的やシーンに応じたアレンジにも対応できるよう、オプションマイクを接続できるマイク入力端子とモニター用ヘッドホン端子も装備。本格バイノーラル録音をこれから始めるなら、チェックしておいて損なしの注目アイテムです。

>> GREENFUNDING「WHISMR W-BM1」

<文/&GP>

 

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