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iPhoneから音が出ない!?原因と対処法を解説

iPhoneから音が出なくなったとき、どうすればいいか戸惑ったことはありませんか?

当記事では、iPhoneの音が出ない原因を特定し、対処法をステップごとに解説します。

音量設定の確認やBluetooth接続の解除、集中モードの見直し、さらにはスピーカーの掃除方法まで、具体的な解決策を紹介します。

これらの方法を試して、音声トラブルを解決し、iPhoneを快適に使えるようにしましょう。

iPhoneから音が出ない原因

iPhoneから音が出ない原因として、以下の5つが考えられます。

それぞれ詳しくみていきましょう。

音量がオフもしくは小さくなっている

iPhoneの音が出ないもしくは小さくなっている場合、その原因としてポケットやかばんの中で音量ボタンが押されてしまうことがあります。

気づかないうちに音量が極端に小さくなっていることがあるので、まずは音量設定を確認しましょう。

音量設定には、以下の3つが存在します。

それぞれ詳しく解説していきます。

音量調節ボタンの確認

iPhoneの左側にある音量調節ボタンで音量を上げてみましょう。

音が出ないときは、上のボタンを長押しして音量を上げます。

コントロールセンターの利用

コントロールセンターの利用手順は以下の通りです。

  1. 画面の右上隅から下にスワイプして、「コントロールセンター」を開く
  2. スピーカーのマークがある「スライダ」を上下にスワイプして音量を調節

iPhone8以前の機種では、画面下部からスワイプします。

設定から音量を調節する方法

iPhoneの音量ボタンが故障している可能性がある場合は、以下の手順で設定から音量を調節できます。

  1. 設定から「サウンドと触覚」を選択
  2. 「着信音と通知音」で音量を調節

Bluetoothに接続されている

iPhoneの音が出ない原因として、イヤホンなどがBluetoothに接続されていることが考えられます。

特にBluetooth接続の場合、気づかないうちに他のデバイスに接続されていることがあるため注意が必要です。

Bluetoothの接続状況は、以下の手順で確認することができます。

Bluetooth設定から確認

Bluetooth設定からの確認手順は以下の通りです。

  1. 設定から「Bluetooth」を選択
  2. 現在接続されているデバイスを確認

ペアリングの解除

ペアリングの解除手順は以下の通りです。

  1. 設定から「Bluetooth」を選択
  2. 接続されているデバイスの詳細情報ボタン(iマーク)をタップ
  3. 「このデバイスの登録を解除」をタップ

コントロールセンターの利用

ペアリングにおける、コントロールセンターの利用手順は以下の通りです。

  1. 画面の右上隅から下にスワイプして、「コントロールセンター」を開く
  2. 「Bluetoothアイコン」をタップし、オン・オフを切り替える

オンの状態ではアイコンが青く表示されます。

外出先では音が聞こえるのに自宅では音が聞こえない場合、Bluetoothがオンのままで、以前接続したイヤホンなどに自動的に接続されていることが考えられます。

この場合、Bluetoothをオフにするか、適切なデバイスに再接続することで問題が解決します。

集中モードになっている

iPhoneで着信音や通知音が出ない場合、または特定のアプリの音が出ない場合、集中モードが設定されている可能性があります。

集中モードは、気を散らす要素を制限するための機能で、以下のようなモードが存在します。

これらのモードがオンになっていると、着信音や通知音が鳴らなくなることがあります。

コントロールセンターでの確認

集中モードにおける、コントロールセンターでの確認手順は以下の通りです。

  1. 画面の右上隅から下にスワイプして、「コントロールセンター」を開く
  2. 集中モードのアイコンをタップして解除

設定アプリでの確認

集中モードにおける、設定アプリでの確認手順は以下の通りです。

  1. 設定から「集中モード」を選択
  2. 各モード(おやすみモード、パーソナル、睡眠など)の状態を確認

各モードのスライダーが緑色になっている場合はオン、白色になっている場合はオフです。

集中モードを解除することで、再び着信音や通知音が鳴るようになります。

スピーカーを塞いでいる

音声通話時には画面上部のステレオスピーカーを、その他の用途では本体下部のスピーカーをチェックします。

設定を変更してもiPhoneから音が出ない場合、原因はスピーカーの物理的な問題かもしれません。

まず、スピーカーの掃除を試みましょう。

iPhoneには画面上部のイヤースピーカーと本体下部のラウドスピーカーの2つがあり、どちらも定期的に掃除することが重要です。

ケースや画面保護フィルムがスピーカーを塞いでいないかも確認が必要です。

これらがスピーカーを覆っていると、音が聞こえるものの歪んでしまうことがあります。

スピーカーの掃除には、柔らかい歯ブラシや綿棒を使うと効果的です。

iOSのバージョンが古い

iOSのバージョンが古いと、iPhoneから音が出ないなどの不具合が発生することがあります。

長期間iOSをアップデートしていない場合、ソフトウェアの不具合やセキュリティ上の問題が原因で音が出ないことがあります。

このような症状が現れた場合は、iOSのアップデート手順は以下の通りです。

  1. 設定から「一般」を選択
  2. 「ソフトウェアアップデート」をタップ
  3. 「今すぐアップデート」をタップ

iOSのアップデートには、セキュリティ修正や不具合修正が含まれているため、可能な限り最新の状態に保つことが推奨されます。

最新のiOSにアップデートすることで、音が出ない問題が解決するだけでなく、他の潜在的な問題も防ぐことができます。

iPhoneから音が出ない時の対処法

iPhoneから音が出ない時の対処法を、詳しく見ていきましょう。

iPhoneを再起動する

iPhoneを再起動する方法

iPhoneから音が出ない場合、再起動することで一時的な不具合が解消されることがあります。

以下の手順に従って再起動を行いましょう。

iPhoneX以降の場合

iPhoneX以降の再起動手順は以下の通りです。

  1. 端末右側のサイドボタンと、左側の音量調節ボタンのどちらか一方を長押し
  2. 画面に「スライドで電源オフ」と表示されたら、電源オフスライダをドラッグ
  3. 電源がオフになるまで30秒ほど待つ
  4. 電源が完全に切れたことを確認したら、サイドボタンを再び長押し
  5. Appleロゴが表示されるまで待つ

iPhone SE (第2または第3世代)・8・7・6の場合

iPhone SE (第2または第3世代)・8・7・6の再起動手順は以下の通りです。

  1. 端末右側の電源ボタンを長押し
  2. 「スライドで電源オフ」と表示されたら、ドラッグして電源を切る
  3. 電源がオフになるまで30秒ほど待つ
  4. 電源が完全に切れたことを確認したら、電源ボタンを再び長押し
  5. Appleロゴが表示されるまで待つ

再起動を行うことで、iPhoneの一時的な不具合が解消される可能性があります。

まずはこの方法を試してみてください。

iPhoneを初期化する

すべての方法を試してもiPhoneから音が出ない場合、最後の手段としてiPhoneを初期化してみましょう。

初期化するとデータやアプリがすべて消えてしまうため、実行する前に必ずバックアップを取っておくことが重要です。

以下の手順に従って初期化を行ってください。

まずはバックアップを取る

初期化の前にまず、iPhoneのデータを安全に保つため、iCloudやiTunesを使用してバックアップを取っておきましょう。

iPhoneを初期化するの手順

初期化する際の手順は以下の通りです。

  1. 設定から「一般」を選択
  2. 「転送またはiPhoneをリセット」をタップ
  1. 「すべてのコンテンツと設定を消去」を選択
  2. 「続ける」をタップして初期化する

初期化完了後にすべきこと

iPhoneが初期化され、工場出荷状態に戻ります。

バックアップデータをiPhoneに移し、音が出るかどうかを確認します。

初期化することで、ソフトウェアの不具合が解消される可能性があります。

ただし、初期化は最後の手段として、他の方法を試しても解決しない場合に行うようにしてください。

スピーカー部分を掃除する

iPhoneのスピーカーやコネクタが汚れていると音が出ない原因になる可能性があります。

特に、画面上部や本体下部のスピーカー部分にほこりや異物が詰まっていると音が正常に出力されません。

この場合、清潔で毛先の柔らかい小さなブラシや柔らかい布、綿棒などを用意し、事前にiPhoneの電源をオフにしてから、スピーカーやコネクタ部分を優しく掃除します。

掃除の際は水分を含ませずに行い、ケースや画面保護フィルムがスピーカーを塞いでいないかも確認しましょう。

有線イヤホンやスピーカーで音が出ない場合は、コネクタ内のほこりや異物も取り除きます。

これにより、音が出ないトラブルを防ぐことができます。

どうしても直らない場合は修理に出そう

iPhoneを初期化しても解決しない場合は、スピーカーの故障・その他の本体の故障が原因かもしれません。

故障が原因の場合は、修理に出しましょう。

Apple Storeや正規サービスプロバイダで修理すると、品質は安心ですが費用が高額になってしまいます。

また、画面修理・バッテリー交換以外は本体交換になってしまうので、データが消えてしまう点に注意が必要です。

一方で、非正規店での修理は、安価で早く修理できたり、選択肢が豊富でデータを消さずに修理できたりする場合があります。

しかし、安全性や品質に不安を感じる方も多いため、自分に合った選択をしましょう。

まとめ

iPhoneから音が出ない場合の原因と対処法について詳しく解説しました。

音が出ない原因には、音量設定やBluetooth接続、集中モードの設定、スピーカーの汚れなど様々な要因が考えられます。

それぞれの対処法を試すことで、多くの音声トラブルを解消できるでしょう。

もしすべての方法を試しても解決しない場合は、専門のサポートに相談することをおすすめします。

これで、iPhoneの音の問題に対処し、日常生活での不便を解消できるはずです。

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