iPhone SE(第4世代)は、2025年上半期(1月〜6月)に発売されるとの情報を、サプライチェーン関連情報に詳しいDigiTimesが報じました。
DigiTimesは、iPhone SE(第4世代)とiPhone16シリーズのディスプレイサプライヤーに関しても伝えています。
iPhone SE(第4世代)の発売予想時期は来年上半期
DigiTimesは、iPhone SE(第4世代)向け有機EL(OLED)ディスプレイは中国BOEに加えLG Displayも供給すると述べており、The Elecの先日の報道を補完するものです。
iPhone SE(第4世代)の発売予想時期についてDigiTimesは2025年上半期(1月〜6月)と述べており、残念ながら年内発売の可能性は低そうです。
iPhone16 Pro向けOLED受注割合が変化?
DigiTimesは、iPhone16シリーズ向けOLEDディスプレイのサプライヤーに関する情報も伝えています。
同メディアは、「Samsung DisplayはiPhone16シリーズ向けOLEDディスプレイの受注に集中している」と述べており、例年と比べて競合他社との受注合戦が激化していることを感じさせます。
The Elecによれば、iPhone16 Proシリーズ向けOLEDディスプレイの受注割合においてLG Displayの比率が増えるとのことですので、利益率の高い部品の受注を確保するべくSamsung DisplayはAppleと卸価格などを交渉中なのかもしれません。
競争激化でOLED卸価格低下が期待
LG Displayの転機は、iPad Pro(M4)向けタンデムOLEDを受注したことがきっかけと考えられます。
Appleは将来的に、Vision ProにもタンデムOLEDを採用するとの噂もあり、その場合もLG Displayが供給する模様です。
OLEDディスプレイサプライヤー間の競争激化は、部品価格の値下げという点でユーザーのメリットになり得ると期待されます。
特に、廉価モデルであるiPhone SE(第4世代)では、OLEDディスプレイの卸価格が製造原価に占める割合が大きいと考えられます。
Source:DigiTimes
Photo:Apple Hub(@theapplehub)/X
- Original:https://iphone-mania.jp/iphone-se-584065/
- Source:iPhone Mania
- Author:FT729