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夏も“クール”に!ビジカジスタイル最前線<シューズ編>【夏のビジネス&ライフスタイルBestBuy】

【夏のビジネス&ライフスタイルBestBuy】

いくらリモートワークの便利さが周知されたといっても、当然、通勤が必要な場面もある。そんな時でも快適に過ごしたいという思いは誰しもが同じ。“着て・履いて・持って”快適なビジカジアイテムを集めてみた。

*  *  *

通勤時に限らず、シューズの快適性を左右するポイントは、何よりクッショニングに尽きる。そこに“夏のビジカジ”というテーマが乗ってくると、透湿性や防臭抗菌効果も欲しいところ。

人間は思っている以上に、足の裏に汗をかく生き物なので、シューズ内の蒸れは夏の大敵だ。そう考えるならば、もはや必須の機能性といって差し支えないだろう。あとは突然の夏の夕立&豪雨を見越して、防水性と防滑性もあいまって損はない。

滑ってころんでなんて不測の事態にも、スマートに備えておくのがデキる大人だ。

スタイリスト/牧田悟志さん
メンズファッション誌を中心に活躍するスタイリスト。リアルクロージングを意識したスタイリングを得意とし、ビズファッションにおいてもその審美眼は発揮される

 

■歩行によりシューズ内に空気を循環させ、蒸れ解消

リーガル
「ストレートチップ(エアローテションシステム)」(3万6300円)

洗練された美しいアッパーと、空気を送り込むポンプを配したソールとのギャップがギア好き心をくすぐります。トゥとヒールに傷つきにくいスクラッチタフレザーを使用する心遣いも◎(牧田さん)

柔らかくクッション性に富んだソールと快適な履き心地を実現させる「リーガルエアーローテーションシステム」の組み合わせによって、見た目からは想像つかないほど機能的に仕上げられたドレスシューズ。手入れも簡単。

▲ヒール底部のポンプを踏み込むアクションによって空気がシューズ内に循環され、蒸れ知らずの快適な履き心地を生む

▲ライニングには静電気を軽減する素材「タッファー」を使用。重ねて消臭・抗菌・防カビの加工も施されている

 

■痛い、硬い、疲れる。そんな印象を覆す抜群の軽さと快適さ

ハガネ
「ハントマン」(1万9800円)

気軽さもあってスニーカーばかり履きがちですが、こちらはスニーカーに負けない履き心地と洒落た革靴のルックスが魅力。日々のコーディネートの幅を広げてくれるはずです(牧田さん)

“痛い、硬い、疲れるというイメージを覆す履き心地”にこだわり、従来品から約60%も軽量化し、軽く滑りにくいソールにアップデート。牛本革のアッパーは経年変化も楽しめる。

▲中足骨部分のパッドが足裏の筋肉を伸ばしてアーチを形成する、疲れにくいインソール

 

■雨にも疲れにも負けぬ機能派プレーントゥ

テクシーリュクス
「ゴアテックスシリーズ(TU-8013)」(1万7600円)

機能面や履き心地、クッション性、ルックスの汎用性どれをとっても高パフォーマンスで「リュクス」の名に相応しい1足。ビジネスとカジュアルの両場面で間違いなく活躍してくれますよ(牧田さん)

やわらかな牛革アッパー、耐久防水性と透湿性を兼備したゴアテックスファブリクスの裏地、心地良いフィット感を追求した3Dインナーソールと三拍子揃った高機能革靴。

▲軽量感のあるE.V.A.インジェクションソールを採用し、クッション性と屈曲性にも配慮

 

■テクニカルユーティリティな最先端モカシンスニーカー

デサント
「ヴェルサー B ミッド 24.1」(1万9800円)

伝統的なモカシン顔のアッパーと現代的なシューレスシステムが融合した革新的スニーカー。雨の日にレインブーツ感覚で履くもよし、スーツの足元に革靴感覚で履くもよし!(牧田さん)

シーズンやシーン、スタイルを問わず着用できる透湿防水設計スニーカーシリーズの最新作。靴内部の縫製や段差を極力なくした「ルースレイヤーフィット構造」により足当たりもソフト。オン・オフで使えてコスパも高い。

▲シュータンはオリジナルマイクロファイバーベースの合成皮革、サイドは天然皮革を使用したコンビアッパー

▲シェルジャケットの製造に用いる接着技術を応用し、透湿防水性を保ちつつ柔らかく足を包むフィッティングに

 

■超冷感、吸水拡散、抗菌、防臭、消臭、抗ウィルスまで!?

モデロ
「カバロス レザースニーカー」(1万7600円)

カジュアルに履ける同社のスニーカーには、夏シーズンに必須の機能がすべて詰まっています。すっきりした印象を与えるアッパーと高機能ソールのデザインバランスも秀逸です(牧田さん)

30種類を超える機能を付与できる世界初のカバロス加工技術を搭載。超冷感をはじめ6種類の機能とクラシカルな容貌のアッパーによるギャップが、そのユニークさを際立たせる。

▲空洞を作ることでクッション性を高めたミッドソール。テクニカルな雰囲気も最近の気分だ

 

■優しい履き心地に支えられ誰もが紳士になれる靴

ムーンスタージェントリー
「GE103」(1万1000円)

ダークブラウンのスウェードアッパーに軽快なスニーカーソール。まさにザ・ビジカジ! 気楽なコインローファースタイルですが、意外とビシッとしたキレイめスタイルにもハマってくれます(牧田さん)

革靴の雰囲気や上品さを落とし込んだジェントリーラインからの1足。本革だが、透湿防水性などの機能を随所に搭載しつつ、気負わずカジュアルな履き心地が楽しめる。

▲アッパーは撥水レザー。濡れても水を弾き、水滴をさっと拭ける本革だから手入れも簡単

 

■ソールのアップデートで履き心地と防滑性向上

コロンビア
「ホーソンレイン ロー オムニテック(1万3750円)

シンプルなデザインで使い勝手抜群の定番モデル。今回のアップデートによって厚みを増したソールは、履き心地もさることながら、ボリューミーな見た目が今の気分にハマるはず(牧田さん)

ローカットスニーカーも黒ならビズシーンにも適格。耐摩耗性と耐久性に優れたコーデュラ ファブリックを採用し、ラバー面積を増やしたアウトソールで雨の日だって足元は安全。

▲防水透湿機能「オムニテック」が雨の侵入を防ぎつつ蒸れを逃し、シューズ内を快適に!

 

▼防水ソックスなら夏のゲリラ豪雨も怖くない!

いくらシューズが防水仕様でも、履き口からの水が侵入を防ぐのは至難の業。ならばとソックスも防水仕様にしてみるというのも1つの手かも。

キーン
「ニューポート ウォーター プルーフ ソックス」(4510円)

防水透湿レインウェアと同じ構造で、靴下が濡れてしまった時のあの絶望感にサヨウナラ! カラバリは3色。ビジカジという観点ではブラ(牧田さん)

外側に撥水性のあるナイロン、中心部に防水透湿メンブレン、内側にレーヨンの三層構造。耐水圧5000mm、透湿性は24時間で7000g/m2。

▲アーチサポートでフィット感上々。サイズ展開はS(23~25cm)~L(27~29cm)の3種類

※2024年6月6日発売「GoodsPress」7月号68-69ページの記事をもとに構成しています

>> 特集【夏のビジネス&ライフスタイルBestBuy】

<取材・文/TOMMY>

 

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