App Storeでエミュレータアプリが解禁されたのは今年4月のことですが、Appleの複合現実(MR)ヘッドセットVision Pro向けのエミュレータも登場しています。このエミュレータでは、任天堂の90年代の実験的なバーチャルリアリティマシン「バーチャルボーイ」のゲームを遊ぶことができます。
VirtualFriendが満を持して登場
開発者のアダム・ガスティノー氏がリリースした『VirtualFriend』で、バーチャルボーイのゲームを遊ぶことが可能です。
バーチャルボーイは1995年に任天堂が発売したゴーグル型のディスプレイを覗き込むマシンで、マリオを始めとするキャラクターたちがテニスをする「マリオズテニス」など、全19タイトルの専用ゲームが販売されました。
バーチャルボーイの販売数は多くはなく、実際にプレイしたことがある人は比較的少数だと思われますが、Vision Pro用のエミュレータを使えば、そのレトロゲームを追体験することが可能です。
プレイはコントローラーとの併用を想定
Vision Pro用エミュレータ『VirtualFriend』は、コントローラーを使用してプレイすることで最高の体験が得られるよう設計されています。
言語は英語のみの対応となっていますが、使用するROMファイルが日本語であれば日本語でのゲームプレイが可能なため、大きな問題にはならないでしょう。
多くのエミュレータアプリがすでに登場
任天堂ゲームに特化した『Delta』やPlayStationのエミュレータアプリなど、すでに多くのエミュレータアプリがApp Storeで配信されています。
最近、再度ガイドラインが改訂され、公式にPCエミュレータの掲載も認められるようになり、さらにゲームプレイの幅が広がっています。
- Original:https://iphone-mania.jp/vision_pro-584460/
- Source:iPhone Mania
- Author:lexi