発表・発売まであと1カ月に迫ったiPhone16シリーズは、小規模なアップデートにとどまるため販売増は限定的であり、それよりもデザイン刷新が行われる2025年のiPhone17シリーズは大幅な販売増加が見込まれる、との予測をアナリストが発表しました。iPhone17シリーズの販売増には、2つの要因が挙げられるとのことです。
小規模なアップデートとなるiPhone16シリーズ
アナリストのジェフ・プー氏が、投資家向けのメモでiPhone16シリーズとiPhone17シリーズについての予測を発表しました。
プー氏は、iPhone16シリーズのスペックについて以下のように予測し、小規模なスペックアップグレードにとどまる、と述べています。
- iPhone16とiPhone16 Plusのデュアルカメラレイアウトが、空間ビデオ撮影可能な縦配置に変更
- iPhone16とiPhone16 Plusにアクションボタンの追加
- iPhone16シリーズ全モデルにA18チップ(RAM容量は8GB)を搭載
- ディスプレイサイズがiPhone16 Proは6.3インチ(iPhone15 Proは6.1インチ)、iPhone16 Pro Maxは6.9インチ(iPhone15 Pro Maxは6.7インチ)で、先代モデルより大画面化
- iPhone16 Pro/16 Pro MaxがWi-Fi 7規格に対応
- iPhone16 Proでも光学5倍ズーム対応のペリスコープレンズ搭載
- iPhone16 Pro/16 Pro Maxの超広角カメラが48メガピクセル対応(iPhone15 Proでは12メガピクセル)
- iPhone16 Pro/16 Pro Maxにカメラ操作用の新ボタン搭載
プー氏は、Apple Intelligenceの提供は一部の人の買い替え動機にはなるものの、販売を増加させる効果は限定的だろう、とも予測しています。
デザイン刷新が見込まれるiPhone17シリーズ
2025年のiPhone17シリーズについては、以下のような大幅なアップデートが行われ、販売が大幅に増加するだろうとプー氏は予測しています。
- デザインの刷新
- 全モデルの前面カメラが24メガピクセルに強化(iPhone15 Proでは12メガピクセル)
- より高い光学ズーム倍率を実現する、48メガピクセルペリスコープレンズ
- Dynamic Islandの小型化(少なくともiPhone17 Pro Maxに搭載)
- iPhone17 Proと17 Pro MaxのRAM容量が12GB
iPhone17シリーズ販売好調の要因は2つ
iPhone17シリーズの販売増加には2つの要因が挙げられる、とプー氏は述べています。
1つは、2020年に発売されたiPhone12シリーズのユーザーによる買い替えです。iPhone12シリーズは、デザイン刷新、5G対応、MagSafe対応などにより話題を集め、スーパーサイクルと呼ばれる買い替え需要を取り込みました。
もう1つは、iPhone17 AirあるいはiPhone17 Slimと噂される、Plusモデルの後継に位置するとみられる新モデルです。大幅に薄型化する新モデルは、目新しさから多くのユーザーが関心を示すだろう、とプー氏は予測しています。
Source: 9to5Mac
- Original:https://iphone-mania.jp/iphone17-584665/
- Source:iPhone Mania
- Author:hato