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Apple Watchの一番人気はSeries 9!iPhoneとは異なる傾向

Apple Watchの2024年4月〜6月における米国での販売台数シェアは、Apple Watch Series 9が43%で一番人気となりました。エントリーモデルApple Watch SEは3位、ハイエンドモデルのApple Watch Ultra 2は4位と、ハイエンドモデルに人気が集中するiPhoneやiPadとは異なる傾向にあります。

Apple Watch Series 9が4割超を占める

2024年4月〜6月期のApple Watchのモデル別販売割合を調査会社のConsumer Intelligence Research Partners(CIRP)が公開しました。

最も売れているのは、スタンダードモデルApple Watch Series 9で、全体の43%を占めています。次が1年前のモデルであるApple Watch Series 8(19%)、続いてエントリーモデルのApple Watch SE(12%)、そしてハイエンドモデルApple Watch Ultra 2(11%)と続いています。

1位:Apple Watch Series 9

2023年9月に発表・発売されたApple Watch Series 9は、S9チップを搭載し、ディスプレイが最大2,000ニトと明るくなり、指先の動きだけで操作できるジェスチャー操作に対応しています。

2位:Apple Watch Series 8

Apple Watch Series 8は、1年前のモデルということで割引販売されており、最新機能に重きを置かないのであれば魅力的な選択肢と言えるでしょう。

3位:Apple Watch SE

エントリーモデルのApple Watch SEは、第2世代モデルが2023年9月に値下げされ、GPSモデルで34,800円(税込、以下同じ)からという手頃な価格が魅力です。ただし、Apple Watch Series 9(59,800円)やSeries 8では利用できる心電図、血中酸素ウェルネス、皮膚温センサーといったヘルスケア機能が利用できないほか、高速充電にも非対応です。

4位:Apple Watch Ultra 2

Apple Watchの最高峰モデルに位置するApple Watch Ultra 2は、大型の49ミリケース、太陽光の下でも視認性の高い最大3,000ニトの明るいディスプレイ、最大100メートルの耐水性能、最大40メートルのダイビング対応、最大36時間駆動のバッテリーなどが魅力です。

iPhoneやiPadではハイエンドモデルが一番人気

CIRPが公開した調査結果によると、2024年4月〜6月に最も売れたiPad製品はiPad Proでした。

また、同時期におけるiPhoneのモデル別販売割合ではiPhone15 Pro Maxがシェア22%で1番人気でした。

iPhoneやiPadではハイエンドモデルが一番人気となっていますが、Apple Watchではスタンダードモデルの人気が圧倒的と、対照的と言える結果となりました。

今年のApple Watchはどうなる!?

9月の発売が見込まれるApple Watch Series 10(仮称)について以前は、10周年記念モデルとしてデザインが刷新されるのではないかと噂されていましたが、最近ではディスプレイが大型化するものの外観に大きな変更はないとの見方が有力です。

また、Apple Watch SE 3については、本体素材にプラスチックを採用し、子どもにも使いやすい低価格を実現すると噂されています。

なお、ヘルスケア機能がさらに進化するwatchOS11では、Apple Watch Series 4、Apple Watch Series 5、Apple Watch SE(第1世代)がサポート対象外となります

Source: CIRP via 9to5Mac

Photo: Apple (1), (2), (3)

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