【iPad Hacks_61】
iOSやiPadOSのバージョンが変わるごとに、新たな機能の追加が話題になります。一方、「え、そんな機能あったの?」と思うような細かい機能には、何ヶ月や何年も気づかないことも…。
例えば、iOSやiPad向けの「リマインダー」では、買い物リストが自動で項目の種類ごとに分類される、という機能がすでに搭載されています。皆さんはもう試されたでしょうか。
今回は、同機能の概要と利用手順についておさらいしていきますので、まだの場合には、ぜひお手元のiPhoneやiPadで確かめてみてください。
■新しい買い物リストを作成する
まず、iPadの「リマインダー」アプリで、リストタイプを「買い物リスト」にして買い物用のチェックリストを作成する基本手順をおさらいしましょう。
iPadで「リマインダー」アプリ を開き、「リストを追加」をタップ(複数のアカウントがある場合には、使用するアカウントを選択します)。次画面で、リストの名称を「次の買い物」と入力し、その下にある「リストタイプ」の欄を「買い物リスト」に変更して、「完了」をタップします。
作成した買い物リストに、新しい項目を追加します。買い物リストを表示した画面で、「新規項目」をタップ。項目を入力しましょう。
もし、補足等の細かい情報を入力する必要がある場合には、項目のすぐ下にある「メモを追加」をタップして、そこにメモを書き足しましょう。例えば、「にんじん」の項目の欄で、「3本以上」のようにメモを追加しておくと、買い物の際にスムーズです。
■項目が自動的にカテゴリに分類される
続いて、自動分類機能の挙動を把握しましょう。
リストタイプで「買い物リスト」を選択していると、記録した項目が、自動的にセクションごとに分類されていきます。例えば、先ほど入力した「にんじん」の上には「野菜・果物」というセクションが自動で表示されているはずです。
例えば、「その他」の欄をタップしてから、同様に「洗剤」や「ゴミ袋」と入力すると「家庭用品」として、「シャンプー」と入力すると「パーソナルケア・ヘルスケア」として、分類されていきます。
また、もし誤って「野菜・果物」の欄で「洗剤」と入力すると、「家庭用品セクションに移動」のように青字でレコメンドが表示されます。これをタップすれば、「洗剤」の項目を「家庭用品」のセクションへと移せます。
このセクション分けは、特にiPadで「カラム表示」に切り替えたときに本領を発揮します。
「リマインダー」アプリ画面の右上にある「・・・」ボタンをタップし、「カラム表示」をタップして表示を切り替えてみましょう。すると、セクションごとに整理された列が、ずらっと並びます。横長の画面で、項目を一覧でザッと確認できるので、売り場ごとのチェックがしやすそうです。
■セクションを手動で編集する操作について
自動で分類されたセクションを手動編集することもできます。「リスト表示」の状態では「・・・」から「セクションを編集」、「カラム表示」の状態では「・・・」から「列を管理」>「列を編集」をタップします。
次画面で、セクション(列)の一覧が表示されるので、ここで必要な編集操作を加えられます。
また、一度分類された項目を、別のセクションに移動させたいときには、項目を左スワイプしてから「詳細」をタップし、「セクション」を選択すると、割り振りたいセクションを選べます。
あるいは、シンプルにドラッグアンドドロップ操作でもOKです。項目数が少ないときにはこちらの方がわかりやすいかもしれません。
* * *
iPadのサイズによっては、買い物時に携行してもそれほど負担にならないかもしれませんので、重さが気にならなければ保護ケース等を利用しつつ、活用してみると良いでしょう。また、同機能はiPhoneでも利用できますので、「買い物にiPadを持っていくのはちょっと…」という人も、ぜひお手元のデバイスで試してみてください。
<文/井上 晃>
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- Original:https://www.goodspress.jp/howto/620793/
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