素材の特性を活かした機能美に独自の美意識を宿した、洗練されたモノづくりが光るアウトドアギアブランド・TOKYO CRAFTS(トウキョウクラフト)より、ちょっとユニークなローテーブルをご紹介します。
8月30日発売の「ロタルキャンプローテーブル」(1万6450円)は、ナチュラルなイメージのバンブー集成材&無骨なブラック塗装アルミの異素材使いが楽しいコンパクトなローテーブル。脚を折りたためばフルフラットになる折りたたみギミックと、実用性に優れたリバーシブル仕様の天板に注目です。
サイズは使用時で幅84×奥行き36×高さ33cm、天板面の有効サイズは55×25cm。ソロキャンプならメインテーブルとして、2〜3人の少人数キャンプならサイドテーブルとしてローチェアと組み合わせるのにちょうどいいサイズ感です。
特筆すべきは独自に開発した折りたたみ機構。一般的なキャンプ用ミニテーブルでは、天板に据え付けた脚が根元から倒れる座卓式、あるいは脚自体が脱着式になっていることが多いのですが、「ロタルキャンプローテーブル」では天板と脚部パイプ、それに天板を囲むフレームをボルトで接合した状態になっています。
組み立てる時はパイプ椅子を開くときのように脚部分をオープン、すると天板と脚部分を繋いだ金具部分に自動的にロックがかかって固定されるという仕組み。折りたためば76×35.5cm・厚さ4cmまでコンパクトになるので、収納保管やクルマへの積載もラクラク行えます。
さらにもうひとつの特徴が、裏と表で異なる表情を見せるリバーシブル仕様の天板です。
一方には、歪みが少なく強度に優れたバンブー集成材を採用。ナチュラルな色目と風合いはアウトドアに好適、また熱伝導率の高い金属と違い、直射日光が照りつける炎天下でも、凍える冬キャンプでも快適に使用できる点もメリットのひとつ。
もう一方は、軽く熱に強いアルミ素材を採用。熱源から下ろした調理器具をダイレクトに置くことができるので、ケトルやクッカーを一時的に置いておくのにぴったり。シングルバーナーや固形燃料など、熱を帯びる卓上調理も安心して楽しめます。
またリバーシブル仕様と聞くと、なんとなく天板のみをひっくり返すことを想像しますが、この「ロタルキャンプローテーブル」では脚部分を逆方向に回転、すなわちテーブルそのものを180°ひっくり返すというユニークなギミックを採用しています。
さらに天板には全面にパンチング加工を採用、モダンでインダストリアルな雰囲気を醸し出すとともに全体の軽量化にも寄与しています。
このほか天板を囲んだアルミフレームは、シェラカップを掛けたりグローブを挟んで置いたりとちょっとした小物収納にもお役立ち。スタイリングの美しさのみならず、実用性の高さも光ります。
>> TOKYO CRAFTS
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/622517/
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