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Apple Intelligenceの「クリーンアップ」ツールの出来がひどいと話題に

テックマスターのムクル・シャルマ氏(@stufflistings)がApple Intelligenceの機能のひとつである写真アプリの「クリーンアップ」ツールを試してみたところ、悲惨な結果が得られたと動画を投稿しています。

AIは背景の顔をうまく認識できなかった?

シャルマ氏は、iOS18.1ベータ3で開発者向けに導入された写真アプリの「クリーンアップ」ツールを特定の状況下で使用すると、うまく行かない場合があることを突き止めました。

同氏が実験として使用したのは、スマホを自身の顔の前に掲げる男性の画像です。「クリーンアップ」ツールで消したい部分を選択し、クリーンアップをかけると、人工知能(AI)が背景の男性の顔をうまく認識できなかったのか、消した部分が謎のパターンで埋められてしまっています。結果として、男性の顔は手とくっついてしまっており、目も当てられないような状態になってしまっています。

他社のAIで試すとどうなる?

シャルマ氏が投稿した動画をもとに、ユーザーたちは他社製AIを使って、どのような結果が得られるのかの実験を行っています。

例えば、Xiaomi AIでは次のような画像が仕上がったようです。

Google Magic Editorを使った人は次のような画像ができたとのことです。

Pixel 6 ProでGoogle Magic Eraserを使用したという人は、次のような画像が得られたようです。

機能はまだベータ版であることに留意が必要

シャルマ氏が投稿した動画は多くの人々の注目を集めており、さながらミーム状態と化しつつありますが、「クリーンアップ」ツールはまだベータ版であることに留意したほうが良さそうです。

iOS18.1の正式版のリリースと同時にApple Intelligenceは公式デビューを飾ることになります。iOS18.1の公開は10月になると予想されています。

Source: @stufflistings/X

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