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iPhone16用ケース、純正品にはキャプチャボタン部の開口部なし?

リーカーのDuanRui段锐氏(@duanrui1205)がXにサードパーティー製のiPhone16用と思われるケースの画像を投稿、キャプチャボタンの部分に開口部がありますが純正品にはこれがないと伝えています。

iPhone16用純正ケースは、Appleが先日出願した特許のアイデアを実用化したものかもしれません。

キャプチャボタン部が開口したサードパーティ製ケース

DuanRui段锐氏が投稿したのは、Apple純正シリコーンケースに似た5色のケースを撮影した画像です。

これらのケースは、AliExpressで販売されている非純正シリコーンケースに似ています。

今回のケースに限らず、これまで投稿されたサードパーティー製のiPhone16用と称するケースキャプチャボタンに該当する部分には、全て開口部設けられていました

純正ケースにはキャプチャボタン部の開口部なし

DuanRui段锐氏の今回の投稿で興味深いのは、「Apple純正のiPhone16用ケースには(キャプチャボタン部の)開口部がなく一体成型されているが、それでも静電容量式ボタンの操作には影響しない」と述べている点です。

その場合、純正ケースではキャプチャボタン部に何らかの電導性の素材を用いたボタンを搭載するのかもしれません。

かつて、iPhone15 Proシリーズの音量ボタンおよびサイドボタンがTaptic Engineを用いた感圧式ボタンになるとの噂が出た際に「ケースを装着しても操作には支障がない」との予想が伝えられたのを思い出させます。

最近出願した特許にそのヒント?

Appleは、現地時間2024年8月29日付けで米国特許商標庁(USPTO)に「電子機器のための入力機構を持つケース」と題する特許を出願しており、その一例として静電容量式ボタンの搭載(下記図表1の260)が記されていました。

iPhone16用ケースは、この特許に記されたアイデアを実用化したものかもしれません。

純正ケースとサードパーティー製で操作性に違いがでる可能性

キャプチャボタンは写真撮影時のシャッター動作や動画撮影時の撮影開始ボタンとして機能するだけではなく、表面をスライドすることでズームイン/ズームアウトも可能と噂されています。

純正ケースには開口部がなくフラットな表面をしているのであれば、くぼんでいるサードパーティー製ケースと比べてスライド操作における使い勝手が良好と考えられます。

Source:DuanRui段锐氏(@duanrui1205)/X

Photo:USPTO

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