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趣味としても重宝する神アイテム! 役立ちキャンプギア【日常に防災を意識する「ニチボ」のススメ】

【日常に防災を意識する「ニチボ」のススメ】

屋外で快適に過ごすために作られたキャンプギアは防災アイテムとしても優秀だ。なかでも軽くてコンパクトなギアは持ち出しやすく、避難生活にだって大活躍。しまい込まず日常に取り込むコツとは?

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キャンプ道具を防災用品とすれば燃料切れなどもなくベストな状態で備えられるし、非常時でも落ち着いて使いこなせる。そう考え、いち早く“SDGs防災キャンプ”を提唱している三沢さんは「マルチツールはいつもそばにあってドライバーが必要な電池交換など頻繁に使っています。テントは子どものお泊まり会に。集中して考え事をしたいときに自分が潜り込むことも」と暮らしへの取り入れ方を紹介。まずは愛用ギアを身近に置くことからはじめよう。

防災士/キャンプインストラクター 三沢真実さん
“キャンプのある暮らし”をコンセプトに地球の未来を創造する会社「CAMMOC」合同代表。2024年8月末に著書『ラクして備えるながら防災』(辰巳出版)を出版

■ 自立式TCテントでプライベートを確保!

テンマクデザイン
「LaLa」(5万2800円)

自立式テントは室内でも設営できるのが魅力のひとつ。非常時の避難先でプライバシーを保つのにも役立ちます(三沢さん)

抜群の通気性と遮光性を備えるTC素材の自立式ドームテントで、不快な結露を大幅に低減。4面すべてメッシュを備えておりあらゆる環境に対応できる工夫が満載だ。2~3人向きのコンパクトなテントだが、取り外し可能の縁側も付いていてサンシェードとしても活用できる。使用時W・D207×H140㎝、重量6.28kg。

■あたたかい食事でホッと一息

SOTO
「アミカスクッカーコンボ」(7975円)

折りたたみ式カトラリーも収納できて、これひとつで調理OK。キャンプの準備も簡単なのでサッと取り出せるようにしています(三沢さん)

発熱量3.0kWのコンパクトなアウトドアバーナーと大小アルミクッカーのセットで重量はあわせてわずか326g! すり鉢状のバーナーヘッドのおかげで耐風性も良好だ。燃料は低温に強く、パワフルなOD缶。セットで持ち運べばいつでも湯沸かし&調理ができる。収納サイズφ13×H15.4cm。

▲燃料のOD缶(別売)もクッカーの中に収納可。キャンプで使っていれば、燃料の期限切れ・買い忘れも予防できるといいこと尽くめ

■のこぎり&ハサミ付きで長さ91mm

ビクトリノックス
「フィールドマスター」(5500円)

工具箱を開けるのが面倒くさいときも、マルチツールが手元にあると本当に便利。いつも使っていると活用の幅が広がります(三沢さん)

長さ91㎜、重量100gのコンパクトなボディに大小ブレードやハサミだけでなくのこぎりまで付いていて“切る”作業はお手のもの。ドライバーやピンセット、熱い網を外すなど引っ張ることが得意なマルチフックも付いていて、キャンプギアの補修や日常のちょっとした作業を助けてくれる。まさに小さな工具箱!

▲工具箱を開けるのが面倒くさいときも、マルチツールが手元にあると本当に便利。いつも使っていると活用の幅が広がります

■臭くならず簡易防寒&日よけにも!

ギアエイド
「マイクロ ファイバータオル」(4290円)

体を覆えるほど大きく、吸収力もあるのに薄くてコンパクト。おしゃれで干していて生活感が出ないのもお気に入り(三沢さん)

肌触りが良く速乾性に優れたタオルで軽いのに自重(165g)の約5倍もの水分を吸収。入浴はもちろん水辺のレジャーでぐっしょり濡れても素早く身体をドライにしてくれる。86×127cmと大判なのでロープにかけて西日避け、乾いた状態でひざ掛けなどいろいろな使い方ができるのも便利。専用ケース付き。

▲銀イオン系抗菌コーティングを施しており、洗濯頻度が低いキャンプ旅や避難生活でも臭くなりにくいのは安心

※2024年9月6日発売「GoodsPress」10月号82ページの記事をもとに構成しています

>> 特集【日常に防災を意識する「ニチボ」のススメ】

<文/大森弘恵>

 

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