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甲乙つけ難いGoProの2つの新型カメラ。最新技術満載の最上位か、コスパが高いシンプルな最小4Kか

アクションカメラの代名詞、GoProの進化が止まりません! シーズンごとにより楽しく使いやすくアップデートを続けるGoProからこの秋登場したのは、レンズ部分に表現の幅を広げる新たなギミックを採用した「HERO13 Black」(6万8800円)と、ミニマル&シンプルな使い勝手を実現した高コスパな4Kカメラ「HERO」(3万4800円)。

いずれのモデルも、特許取得済みのGoPro テクノロジーをベースとしながら独自の機能を新たに採用した期待のモデルです。

▲「HERO13 Black」

まず「HERO13 Black」はその名からしてわかる通り、昨年発売の「HERO12 Black」の後継となる最上位モデル。

イメージセンサーは「HERO12」と同じくCMOS 1/1.9インチ、また最大5.3K/60fpsのビデオ解像度も「HERO12」と同等ですが、新たな機能としてシリーズ初のバーストスローモーション撮影に対応。

HD画質相当の720p/400fpsでは15秒、900p/360fpsで15秒、5.3K/120fpsでも5秒間の撮影に対応、決定的な瞬間をきめ細やかな映像美と圧巻の迫力で捉えます。

そして何より注目を集めているのが、新たに登場したシリーズ専用の外付レンズ。もちろん「HERO13 Black」単独での撮影もできるのですが、オプションとしてリリースされた専用レンズを用いることでよりハイエンドな映像表現が実現できるように!


ラインナップは、標準比4倍のクローズアップ撮影が可能な「マクロレンズモジュラー」(2万1800円)、視野角177°の広角撮影を可能にする「超広角レンズモジュラー」(1万6800円)、あえて残像を残して動きにドラマティックな演出を加える「スマートモーションブラーNDフィルター4枚パック」(1万2100円)、映画で使用される21:9のアスペクト比で撮影できる広角レンズ「アナモフィックレンズモジュラー」(2万1800円)の4種類。

すべてのレンズはもちろん撥水コーティング済み、またGoProが特許を取得している“HyperSmooth ブレ補正機能”に対応。

また、レンズを取り付けるとカメラ側がレンズ情報を検出して設定を自動調整してくれるから、面倒な設定変更も必要なし。シーンに応じて多彩な表現を簡単に使い分けられるのはかなり便利そう。

このほかいっそう長時間の連続撮影をかなえるべく、バッテリー周りの仕様を変更。Enduroバッテリーは従来比10%増となる1900mAhまで容量アップ!

コネクタ形状を一新することで最長2.5時間もの長時間撮影ができるようになっています。


さらにマウント着脱がより簡単に行える「マグネット式ラッチマウント」(4200円)も新登場。「HERO13 Black」内蔵のマウントフィンガーや、同じくオプションの「ボールジョイントマウント」(6800円)と組み合わせることで、多彩なアングルにチャレンジできます。

▲「HERO」

一方、よりハイスペックなカメラとして進化した「HERO13 Black」に対して、アクションカメラならではの小ささ&軽さをより気軽に楽しめるモデルとして登場するのが「HERO」。


本体サイズは56.6×47.7×29.4mm、重量はマウントフィンガーとバッテリー込みでもわずか86gと軽量・コンパクト。一方で動画解像度は4K/30fps、背面には1.76インチタッチ液晶を搭載。

本体のみで水深5mまでの防水機能を備えるなど、十二分な実用性を備えた高コスパなエントリーモデルです。

液晶搭載の4Kカメラとしてはブランド史上最小となる小ささは、カジュアルに撮影を楽しみたいユーザーにはうってつけ! 手の届きやすい価格設定もうれしいポイントです。

「HERO13 Black」およびオプションのレンズモジュールは現在公式サイトで予約受付中で、日本国内での店頭発売は9月11日を予定(ただし「アナモフィックレンズモジュラー」のみ2025年以降の発売予定)。

「HERO」も同じく公式サイトで予約受付中、日本国内での店頭発売は9月23日を予定しています。

>> GoPro

<文/&GP>

 

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