Appleは、Apple Intelligenceの機能の一つである画像生成ツール「Image Playground」で実際に作成した画像を初めて公開しました。Wiredに共有されたかわいい犬の画像は、Appleのソフトウェアエンジニアリング担当上級副社長であるクレイグ・フェデリギ氏の愛犬ベイリーだそうです。
愛犬の誕生日に妻のために画像生成
AppleがApple Intelligenceを発表したのは今年の世界開発者会議(WWDC)でしたが、イベントがすべて事前収録となっているため、主要機能の一つであるImage Playgroundの画像生成はリアルタイムでのデモは行われませんでした。
AppleがプレスリリースやWebサイトで公開しているImage Playgroundで生成された画像は、基本的にサンプルであり、マーケティング目的で使用されるフェイクと見なされています。
しかしながら、機能の公式展開が近づく中、“本物の”Image Playground生成画像がAppleによって公開されました。これは、フェデリギ氏が愛犬ベイリーの誕生日に妻のために作成した画像だそうです。
画像にはEXIFメタデータもしっかり含まれていた
EXIFとは、画像に付与される様々な情報を含むメタデータのことですが、Image Playgroundで生成された画像には、AIによって作成されたことがしっかりと明記されていたとのことです。
Image Playgroundでは、アニメーション、イラスト、スケッチの3つのスタイルから選び、テキストプロンプトを使って画像を生成できます。
なお、Image Playgroundはオリジナルの絵文字を作成するGenmojiとは異なる機能です。
「クリーンアップ」ツールはひどい出来だと話題に
同じくApple Intelligenceの機能の一つである写真アプリの「クリーンアップ」ツールはすでにベータ版で使用可能となっていますが、試したユーザーからはひどい結果が得られたと報告され、話題になりました。
機能が正式に導入された際には、より改善された結果を期待したいものです。Appleのさらなる努力に期待が寄せられています。
Source: Wired
- Original:https://iphone-mania.jp/apple-intelligence-586533/
- Source:iPhone Mania
- Author:lexi