<&GP編集部員が買ってみた!使ってみた!>
キャッシュレス化が進み、現金を出す機会もめっきり減ったわけですが、まったく現金が必要なくなったかというと、そういうわけでもなく。
バッグを持っている時なら、そこから財布を出すだけだからいいんですが、問題は手ぶらの時。昼食時や近所に出かける時などは、バッグを持っていきたくないからズボンのポケットに財布を入れるのですが、メインで使っている財布は革製。ちょっと重い。
もっと手軽に身軽に現金を持ち歩きたい。要は軽くてコンパクトな財布がいい。
そんなわけで、ここ1年ほどもやもやしていたんですが、ようやく見つけました。理想の財布を。それが、ザ・ノース・フェイスの「ヘイジーワレット」(4290円)です。
もちろん軽けりゃいいってわけじゃなく、使いやすさはマスト。その点、「ヘイジーワレット」はほぼ思い描いていた条件を満たしてくれるモノでした。
・軽い(約25g)
・お札を二つ折りで入れられる(四つ折りは面倒)
・小銭が取り出しやすい
もうこれを手に入れてからは、手ぶらでお出かけが本当にラクに。「財布持っていくからバッグもいるかな」なんてことも考えなくなりました。
■とにかく小銭を出し入れしやすい
素材は100デニールのリップストップナイロン。薄くて軽くて引き裂き強度が高いってやつです。ファスナーには指を引っ掛けやすい輪っかが付いていて、ポケットから取り出す時に便利。
そして内部はいたってシンプル。
そして、この「ヘイジーワレット」を手にしてみて、最も感心したポイントが小銭入れになります。とにかく使いやすい。必要な小銭を見つけやすいし、出したり入れたりにストレスがない。これは手にしないと分からなかった部分かも。いやホント、めっちゃイイ。
この小銭を出し入れしやすい理由は、財布の構造にあります。
メイン収納部のファスナーが側面中ほどまで付いているのですが、実はこれがポイント。
全開にしてファスナーの始点と終点のあたりをグッと押すと、前側(内部に小銭入れが付いている側)が大きく開きます。ちなみに背面側は、カードが入っているので丸く開きません。
これによって小銭を取り出しやすくなるというわけです。しかもこの小銭入れ部分、深さが縦の長さの半分しかない。そう、浅いんですよ。だから出し入れしやすい。いやー、本当によく考えられています。
ちなみに表側の下部分はメッシュポケットになっています。上半分は内側の小銭入れ、下半分は外側のポケットなので、両方に小銭と小物を入れた場合でも厚みが出ないよう工夫されています。
でもこのメッシュポケット、ちょっとだけかぶせ蓋&ファスナー付きだから、少々出し入れが面倒。あと小さすぎて何を入れればいいのか思い浮かばずで、まだ使ってません。タッチで使うカードを入れてもいいかなと思ったんですが、入りませんでした…。
厚みはまぁまぁあるし、縦横サイズも、一時期たくさん出てきた“超ミニ財布”と比べると、そこまでコンパクトとは言えないかもしれません。
でも結局、財布って使いやすさが重要だと思うんです。とにかく小さくを追求した結果、お札や小銭を出す時にもたついてしまったら意味がない。そのあたりのバランスを取りつつ、軽さと強さもしっかり確保している。さすがザ・ノース・フェイスです。
「ヘイジーワレット」を手にしたことで、現金はほぼこちらに入れるようになりました。仕事など大きなバッグを持って出かけるときは、メインの革財布にカード類や身分証明書、領収書などを入れ、「ヘイジーワレット」には現金+キャッシュカード1枚+クレジットカード1枚。両方をバッグに入れて持ち歩いてますが、頻繁に取り出すのは「ヘイジーワレット」といった感じになりました。
財布ふたつ持ちは面倒かなと思っていましたが、バッグに入れているだけならさほど面倒でもないんですよね。
ちょっと前までは、現金を持ち歩くことがあたりまえでしたが、気づけばむしろ現金を出さなきゃならないシーンのほうが減りました。1日まったく現金を触らないなんて日も多かったりします。でも稀に現金が必要になることがある。そんな時にスムーズに出せて、そして手軽に持ち歩ける。
ようやく理想の現金用財布に出合えた気がします。
>> ザ・ノース・フェイス
<取材・文/円道秀和(&GP)>
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- Original:https://www.goodspress.jp/reports/627340/
- Source:&GP
- Author:&GP