Appleは17日未明、watchOS11の正式版をリリースしました。最新バージョンのwatchOSでは、睡眠時無呼吸症候群の検出機能が最も注目される機能の一つとなっていますが、この機能はすでに150カ国以上で利用可能となっていることがわかりました。
東アジアで使用可能なのは日本のみ
Appleは「watchOS – 利用できる機能」のページを更新し、「ヘルスケア:睡眠時無呼吸の通知」という項目を新たに追加しました。
この項目には、機能がすでに利用可能な国や地域が一覧で表示されており、その数はなんと150カ国を超えています。
プレゼンの中でも触れられていた通り、日本ももちろん機能展開国に含まれています。
日本以外の東アジアの国や地域では、香港のみが含まれており、中国や韓国が含まれていないのが興味深い点です。
中国では人工知能(AI)機能であるApple Intelligenceの導入が難しいとされており、韓国では長い間「探す」機能が使用できない状態が続いているなど、この2カ国はAppleの機能展開において曰く付きであることは間違いありません。
機能はFDAの認可を取得
Apple Watchの睡眠時無呼吸の通知は、アメリカ食品医薬品局(FDA)の認可を取得しており、その有効性が証明されています。
しかし、睡眠時無呼吸症候群の検出機能はすでにSamsungも同社のスマートウォッチでFDAの認可を得ており、特に新規性は高くないとも言えます。
この機能はwatchOS11を搭載したApple Watch Series 10、Apple Watch Series 9、Apple Watch Ultra 2で使用可能です。
Source: MacRumors
Photo: Apple
- Original:https://iphone-mania.jp/iwatch-587103/
- Source:iPhone Mania
- Author:lexi