Appleが2024年8月に一時的に世界第3位のスマホブランドに転落したことが、Counterpoint Researchの調査により明らかになりました。Appleに代わって2位につけたのは中国ブランドのXiaomiです。
Xiaomiの新戦略とは?
Xiaomiは、1つのセグメントで複数の端末を発売するのではなく、価格帯ごとに1つのヒーローモデルを打ち出すことに全力を注いでおり、これが功を奏したとされています。
Xiaomiといえば、エントリーレベルからミッドレンジのデバイスという印象がありますが、折りたたみスマホや“Ultra”モデルでプレミアムセグメントにも食い込んでいることが、売上を伸ばした理由のひとつとされています。
Xiaomiの価格競争力の高い5GモデルであるRedmi 13およびNote 13シリーズは、特にインド、ラテンアメリカ、東南アジア、中東・アフリカで好調で、シェア拡大に貢献しています。
8月はAppleにとって最も弱い月
Xiaomiが8月にAppleのシェアを上回った理由のひとつとして、毎年恒例となっている8月のiPhone売上低迷が挙げられます。これは、Appleが毎年9月に新型iPhoneを導入するため、8月に端末を新規購入するユーザーが大幅に減るからです。
Counterpointは、iPhone16シリーズが登場すれば、Appleは2位のポジションを奪還し、さらに1位に届く可能性も十分にあると予想しています。
仮に一時的なものであったとしても、XiaomiがAppleのシェアを超えて2位になったのは注目すべきことであり、前回XiaomiがAppleを上回ったのは2021年8月のことで、実に3年ぶりの快挙です。
Source: Counterpoint Research
Photo: Xiaomi
- Original:https://iphone-mania.jp/apple-587289/
- Source:iPhone Mania
- Author:lexi