銀幕を彩る名脇役として、さまざまなタイムピースを世に送り出してきたアメリカ発の時計ブランド・ハミルトン。特に近年の映画界との関係性を語る上で外せないのが、2014年に公開された『インターステラー』に登場した3針フィールドウォッチ「カーキ フィールド マーフ」、通称“マーフウォッチ”と呼ばれるタイムピースです。
この秋はこの“マーフウォッチ”の38mmモデルに、待望のバリエーションとして2つのモデルが登場(H70405130:14万8500円/H70405710:13万6400円)。現代のライフスタイルに即した優れた実用性に、思わず人に語りたくなる豊かなストーリー性を備えた付加価値の高いタイムピースです。
往年の名女優マレーネ・ディートリヒ主演の映画『上海特急』(1932年)以来、映画界とは切っても切れない関係にあるハミルトン。
同ブランドが手がけた時計はこれまで500本を超える映画およびテレビ番組に登場してきましたが、中でもとりわけよく知られているのがクリストファー・ノーラン監督のSF大作『インターステラー』(2014年)にて、ジェシカ・チャステイン演じる主人公マーフィー・クーパーが着用していたフィールドウォッチ。
ストーリー展開の鍵を握るアイテムとしても重要な役割を担うこのタイムピースは映画公開から5年後の2019年、ファンからの熱烈な要望を受けてメカニカル3針モデル「カーキ フィールド マーフ」として製品化。ヴィンテージ感漂う佇まいは多くの映画ファン&時計愛好家の心をとらえ、たちまちのうちに人気モデルの仲間入りを果たしました。
さらに一昨年2022年にはファンのリクエストに応え、オリジナルモデルの42mm径よりひと回り小さな38mm径モデルが登場。オリジナルのデザインを損なうことなしに、より使いやすいサイズへとダウンサイジングを実現した新モデルの登場により、“マーフウォッチ”はいっそう多くの支持を集めるようになりました。
今回紹介する2モデルは、そんな人気モデルの新たなバリエーションとして登場するもの。両モデルともにケースサイズは38mm径・11.1mm厚。堅牢さを約束するステンレススティールケースとサファイアクリスタル風防、郷愁漂うベージュカラーの蓄光素材、コブラ型デザインの時分針など、ベースとなるデザインは従来モデルを踏襲しますが、「H70405710」(13万6400円)ではダイヤルカラーをオリジナルのブラックからホワイトダイヤルに変更することでイメージを一新。
清潔感のあるホワイトの地色とブラックカウレザーの鮮やかなコントラストによってシックな表情に。
一方「H70405130」(14万8500円)では、オリジナルで採用されていたブラックレザーストラップをステンレススティールブレスレットに置き換えることで、スポーティかつモダンな印象を与えます。
装着感の高いブレスレットはセミフォーマルなビジネスシーンにも、アクティブなフィールドにも、ゆったりと流れる時間を楽しむカジュアルスタイルにもよく似合います。
ムーブメントには従来モデルと同じく、80時間のロングパワーリザーブを備えたH-10キャリバーを採用。ニヴァクロン製ひげゼンマイが高い耐磁性能を叶えるとともに、温度や衝撃といった外的要因による影響を軽減しています。
スケールの大きな世界観を帯びた話題の時計を、日常生活の中でより身近に身につけられるようになったのは、作品のファンにとってはうれしいニュース。ユニセックスなサイズと清潔感漂うカラーは女性の小さな手にも似合いそうです。2024年9月発売予定。
>> ハミルトン
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/627475/
- Source:&GP
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