サイトアイコン IT NEWS

トライアンフの名機「Speed Twin 1200」がよりアグレッシブに大幅進化!

トライアンフの「Speed Twin 1200」といえば、アグレッシブな走りを楽しみたいライダーたちに評価されている、モダンクラシックタイプのスポーツマシン。1938年に登場して以来、トライアンフ伝統の名マシンとして愛されてきました。

そして、このたび大幅なアップデートが施された新型「Speed Twin 1200」(メーカー希望小売価格:184万9000円~)が登場。よりダイナミックなハンドリングが可能になったモダンクラシックマシンに進化しています。

よりスポーティでスマートな印象となった新型「Speed Twin 1200」は、今回のアップデートによりシャシー全体の大幅な見直しが図られました。ハンドルバーから、燃料タンク、エンジン外装に足回りなど、細部に至るまで変更されています。

前モデルよりも17.8mm高く、13.4mm前方に配されたハンドルバーがライディング時の大きくワイドな感覚を生み出し、サスペンションには直径43mmのマルゾッキ製のフロントフォークと、プリロード調整機能が追加されたツインリヤサスペンションを採用。なお、リヤサスには外部リザーバータンクも装備しています。

優れた制動性を実現するのは、標準装備したメッツラー製Sportec M9 RRタイヤとトライアンフブランドの新型ラジアルキャリパーが搭載された320mmのツインディスク。

エンジンには伝統的とも言える、ハイコンプ仕様であるボンネビル 1200シリーズ・バーチカルツインエンジンを採用し、最高出力を従来モデルの97ps/6,750rpmから105PS/7750rpmに強化。従来よりもレブリミットまでが長く、車体を力強く引っ張ってくれます。また、低慣性モーメントの270度位相クランクシャフトにより、クロスプレーンのパワーを効果的に路面へ伝達します。

シェイプの見直しが図られた燃料タンクは、特にフロント側が深く立体的な形状に。エンジン外装もコンパクト化されたサイレンサーによりスリムでスクエアなデザインに変更され、一層スマートな印象を与えます。なお、フューエルキャップは従来のモンツァタイプのものからヒンジ式に変更されています。

丸型LEDヘッドライトには、ヘアライン仕上げのアルミ製ベゼルとスタイリッシュな鋳造アルミ製ヘッドライトマウントが採用された、新しい意匠のDRLライトを装備。アルミキャスト製のホイールデザインも一新し、タービンのように角度のついた7対のスポークがスポーティな印象を生み出します。

ライディングモードは2種類。“Road”と“Rain”を状況に合わせて選択することで、最適化コーナリング ABSと最適化トラクションコントロールが効果的に機能し、あらゆる環境下でも快適な走りを実現します。

また、よりアグレッシブなライディングポジションと、シャープなレスポンスを実現した新型「Speed Twin 1200 RS」も登場。シート高やハンドルバーを調整し、マルゾッキ製フルアジャスタブルのフロントフォークとオーリンズ性リアサスペンションを採用。ブレンボ製スタイルマ・ツインキャリパーを320mmディスクに装着しており、さらにはメッツラー製Racetec RR K3タイヤを標準装備されるなど、上質でスムーズな乗り心地を実現しています。

新型「Speed Twin 1200」、「Speed Twin 1200 RS」ともに、2024年11月下旬から全国のトライアンフ正規販売店より発売開始です。

>> トライアンフ「Speed Twin 1200」

<文/&GP>

 

【関連記事】

◆バイクの変速は自動化する!? スクーターとは違うスポーティな変速システムを各社が導入
◆レトロな単気筒から電動バイクまで注目マシンが続々!普通二輪免許で乗れるトライアンフが最注目
◆中免で乗れて70万円台のトライアンフ「スクランブラー400X」の実力に感服

モバイルバージョンを終了