レコード盤やカセットテープでアナログサウンドを楽しむスタイルは、一過性の流行だけに留まることなく“復活したひとつのジャンル”として定着しつつあります。既に音響メーカーやブランドからレコードプレーヤーやカセットデッキ、ミニコンボなどが登場し、再生機器がなくて聴けないという状況はほぼ解消。これまで以上にアナログサウンドを身近に体感できるようになりました。
大阪発の家電メーカー・ライソンより発売中の「多機能レコードプレーヤー CM-010」(1万4800円)は、レコードプレーヤー、カセットデッキ、FM/AMラジオチューナーに加えてステレオスピーカーも搭載した、その名通りの多機能プレーヤー。外部機器接続用の入力&出力端子も備えており、アナログサウンドを手軽に楽しめます。
本体上面にレコードプレーヤー、右側の側面にカセットテープ挿入口、前面にダイヤル式のラジオチューナーと再生機器の切り替えダイヤル、電源/音量ダイヤル、約40mm×70mmの密閉型ステレオスピーカー2基(出力3W)を搭載。レコードプレーヤーはレコード盤に合わせて回転速度を3段階(33/45/78回転)に切り替えられ、演奏終了orトーンアームを戻すことで自動停止する仕様。シングル盤用のアダプタが同梱されるので、現状ほぼ全てのレコード盤が聴けます。
カセットデッキは本体側面の差込み口にカセットテープをダイレクトに挿入すれば準備完了。機能は再生と早送りの2種類のみとシンプルです。
ラジオはダイヤルでチューニングするアナログ仕様で、FM、AM、ワイドFMに対応。本体の背面側にFMアンテナ線が備わっており、適度な位置に調整することで受信をアシストします。
本体搭載のステレオスピーカーでレコード、カセットテープ、ラジオ放送を全て聴けますが、背面側にあるRCA出力端子&RCAケーブル(別途用意)を介することでスピーカーなど外部機器を接続してサウンドを楽しむことが可能。
また、3.5mmステレオジャック入力端子も備わり、音楽プレーヤーなどのサウンドデータを本体のステレオスピーカーで再生できます。
部屋の和洋を問わず馴染みやすいシックなブラックの木目調デザインで、外寸は幅約32.4×奥行約28.5×高さ約13cm、重さは約2.2kg。シングル盤用アダプタの他にAC電源アダプターが付属します。
プレーヤー本体のダイヤルやトーンアームの上げ下げ、カセットの挿入だけで完結するシンプルで分かりやすい操作性に加え、1万4800円で入手できるリーズナブルな価格など、魅力的な要素がたっぷりと詰め込まれた多機能レコードプレーヤー。自分用はもちろん、ギフトとしても喜ばれそうです。
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/630299/
- Source:&GP
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