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リアリティがハンパない! 都心のVR・AR体験スポットで非日常にどっぷり浸る

Meta Questの最新モデル発売やApple Vision Proの日本上陸など、デバイスの進化も相まってVR(仮想現実)やAR(拡張現実)界隈がにぎやかになってきました。とは言え、価格面をはじめ、導入するにはまだまだ敷居が高いのも事実。

そこで今回はVRやARを気軽に体験できる施設を2カ所を紹介。目の前に広がる現実さながらの光景に、度肝を抜かれること間違いなしですよ!

■名所観光に機内食まで! バーチャル海外旅行で視覚も味覚も大満足

秋の行楽シーズン真っただ中。旅行の計画など立てている人も多いのではないでしょうか。ただ一時期より落ち着いたものの、円安で海外旅行は高嶺の花。そんなアナタにおすすめしたいのが、都心にいながらにして海外旅行が楽しめる「FIRST AIRLINES池袋」です。

▲元ファーストクラスのクルーの監修により訓練を積んだ、将来のクルー候補生たちがアテンド。First Class(6580円)、Business Class(5980円)。いずれも2時間ほど

日替わりで人気の渡航先へのフライト&現地観光が楽しめるというこちらの施設。定番のハワイやアメリカ、ヨーロッパ各国など17の渡航先が選べます。なかでも人気なのはフランスやフィンランド、ハワイだとか。

▲ハワイでのVR体験。もちろん観光名所なども臨場感たっぷりに満喫可能

事前にチケットを予約したら、池袋国際空港で搭乗手続き。機内へと乗り込みます。座席はエアバス310、340で、実際のファーストクラスで利用されていた座席を使用。期待に胸が膨らみます。離陸後はさっそくMeta Quest 2を使ったVR体験で、現地の観光地を巡ります。例えばハワイなら青い海でサーフィンに興じるなどのアクティビティも体験可能。まさに実際にサーフィンをしているかのような迫力満点の映像が楽しめます。

▲渡航先にドイツを選んだ場合は、ドイツ料理のフルコースが。アルコールや食後のコーヒー、紅茶などのサービスも

ひとしきり現地観光を楽しんだ後はお待ちかねの機内食。といっても食事はバーチャルではないのでご安心を。渡航先にあわせた現地ならではの料理がコース仕立てで振る舞われます。食べ終わる頃には心も体も海外旅行気分に浸っていること間違いなし。

▲プロジェクションマッピングでは渡航先の幻想的な風景などが楽しめる

またVR体験以外にも、プロジェクションマッピングやタブレットを使用した体験、現地の音楽や迫力ある映像などのプログラムが充実。バーチャル海外旅行を盛り上げてくれますよ。

>> FIRST AIRLINES池袋

■ここは海中!? 巨大なクジラや熱帯魚が悠々と泳ぐ空間に癒やされる

6月に日本でも発売され大きな反響を呼んだApple Vision Pro。約50万円という価格がネックですが、本機を使ったAR体験がなんと無料で楽しめるスポットが銀座に登場しました。

JTの「Ploom Shop銀座店」はじめ、なんば店、名古屋店で実施中のこちらのイベント「Ploom Dive」は、Apple Vision Proの最新テクノロジーを活用し、海洋生物に囲まれた仮想空間の中で独自の没入体験が楽しめる空間映像コンテンツ。開発したのは、ARバトルゲームなどをリリースして注目を集めているARエンタメ企業「Graffity」です。

▲Apple Vision Proを装着。海中をイメージさせる心地よいサウンドトラックが没入感を高めてくれる

Ploom Shop銀座店の地下1Fにある体験コーナーでVision Proを装着し、プログラムをスタート。すると現実の風景の中に巨大なクジラや色とりどりの熱帯魚などが悠々自適に泳いでいる、何とも摩訶不思議な空間が登場します。そのリアリティたるや、思わず手を差し伸べて触れてみたくなるほど!  まるで海中にいるかのような錯覚を覚えます。

▲トロピカルな海中シーンとアブストラクトシーンの2つの異なるシーンを体験可能

しばらくすると、クジラがシャンパンゴールドのような色を帯び始め、周囲に幾何学的なオブジェクトが登場。さらに不思議かつ幻想的な光景へと変化しました。体験時間は5分間というまさにショートトリップ。

非日常の拡張現実に和むもよし、Ploom X ADVANCEDを嗜みながら癒やされるもよし、この秋、VRやARを使った非日常へ旅してみてはいかがでしょうか?

※20歳未満は入店できませんのでご注意ください

>> JT

<取材・文/室井 康裕>

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