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iPad Pro (M4)向けOLEDディスプレイ出荷枚数が大幅減

iPad Pro (M4)向けOLEDディスプレイの今年度の出荷枚数は、当初予測された最多枚数1,000万枚から670万枚に減少したとDSCCが報告しました。

iPad Pro (M4)向けOLEDディスプレイは2024年第2四半期(4月〜6月)に出荷枚数が急増するも、その後は大幅に減少しています。

11インチの出荷枚数安定傾向も13インチは大幅減

DSCCの調査では、iPad Pro (M4)向けOLEDディスプレイの出荷枚数の推移においてサイズごとに状況が異なっています。

四半期ごとの比較で減少率が高いのは13インチで、第3四半期(7月〜9月)は第2四半期(4月〜6月)と比べて50%減、第4四半期(10月〜12月)は第3四半期(7月〜9月)と比べて90%減になる見通しです。

11インチの減少率はそれよりも低く、iPad Pro (M4)向けOLEDディスプレイの推移において第3四半期(7月〜9月)は第2四半期(4月〜6月)と比べて40%減、第4四半期(10月〜12月)は第3四半期(7月〜9月)と比べて30%減にとどまっているのは11インチの出荷枚数が安定しつつあることによるものです。

発売直後の大量受注が落ち着き見せる

iPad Pro (M4)向けOLEDディスプレイの出荷枚数が第3四半期(7月〜9月)で大幅に減少した理由についてDSCCは、発売直後の大量受注が落ち着いたことを挙げています。

iPad AirへのOLED搭載延期?MacBookは2026年か

こうした状況からDSCCは、タブレットにおいてOLEDディスプレイ採用への消費者からの期待は大きくないとし、iPad AirがOLEDディスプレイを搭載する時期が1年程度遅れることもあり得ると述べています。

ただし、MacBookシリーズへのOLEDディスプレイ搭載への期待は大きく、iPad Pro (M4)と同じ状況にはならないとDSCCは考えています。

2026年モデルのiPad AirとMacBook Proが、OLEDディスプレイを採用するとの噂があります。

Source:The Elec

Photo:Apple

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