サイトアイコン IT NEWS

“世界最古”の抽出法であるトルココーヒーを自宅で再現できる本格器具が登場!

ペーパードリップにネルドリップ、サイフォンやコールドブリューなど、ポピュラーな抽出方法はひと通り試し、「もはや普通の淹れ方では満足できない!」というコーヒーホリックのあなた。周りと少し違う個性的な味わいを楽しみたいなら、“世界最古の抽出法”とも称されるトルココーヒーを自宅で楽しんでみてはいかがでしょう。

「Specialty Turkish Coffee(スペシャルティ ターキッシュ コーヒー)」は、独特の風味が魅力のトルココーヒーを自宅で手軽に楽しめる本格派の抽出器具ブランド。機能性と美しさを兼ね備えたアイテムが揃っています。

トルココーヒーとは、“イブリック(またはジェズベ)”と呼ばれる小さな金属製ポットを使い、極細挽きにしたコーヒー粉を砂糖や香辛料と一緒に煮出した飲み物のこと。

その歴史は古く、16世紀中頃にはイスタンブールを中心にヨーロッパや中東へと広がりを見せました。コーヒーを飲みながら会話を楽しむ、現代のカフェ文化の原型もこの時期に形成されたとされています。

長い歴史を持つトルココーヒーとその文化は、トルコの文化形成において重要な役割を果たし、ユネスコの無形文化遺産にも登録されています。ビターで濃厚なその味わいは、旅先で体験したことがある人もいるかもしれません。

そんな独特の味と風味を自宅でも楽しみたい…そんな願いを叶えてくれるのが、10月1日から小川珈琲が日本代理店として販売を開始した「Specialty Turkish Coffee」です。

「Specialty Turkish Coffee」は、トルココーヒーの技術を競う世界大会“ワールド ジェズベ/イブリック チャンピオンシップ”で、2013年にチャンピオンに輝いたトゥルガイ・ユルドゥズラ氏が立ち上げたコーヒー器具ブランド。

トゥルガイ氏が独自に編み出した抽出理論に基づくメソッドによって、トルココーヒーの個性豊かな味わいと、その深い世界観を自宅で体験できます。

▲「Pro 1-silver plated」

ラインナップは、トルココーヒーの抽出に欠かせないイブリック(ジェズベ)を中心に、5つのモデルで構成されています。中でも注目は「Pro 1-silver plated」(2万4200円)。

1.5mm厚の銅製イブリックは手打ちで作られており、抽出時の熱を自在にコントロール可能。さらに、ポットの両側に注ぎ口が設けられているため、利き手に関係なく誰でも使いやすい設計となっています。

▲「Funnel-copper」

また、「Funnel(ファンネル)-copper」(1万3200円)は、口のすぼまったイブリックにコーヒー粉をスムーズに入れるための漏斗の役割を果たすもので、こちらも美しさと機能性を兼ねるべく銅素材を使用、本場トルコの職人による手仕事の美しさが光ります。

▲「Paddle-olive wood」

「Paddle(パドル)-olive wood」(6050円)はイブリックに入れたコーヒー粉を水とを抽出前に撹拌する道具で、素材には美しい木目と経年による変化が楽しめるオリーブウッドを使用。

▲「Stand X-single」

さらに、イブリックをアルコールランプで加熱するためのスタンドとして、シングル仕様の「Stand X-single」(1万9800円)と、2台同時抽出が可能な「Stand X-double」(4万6200円)をラインナップ。

どちらもステンレス素材を用いたモダンなデザインで、トルココーヒーの抽出のほか、ドリップスタンドとしてとしても活用できます。

▲「Stand X-double」

いずれもトルココーヒーの伝統的な素材とフォルム、機能性を残しながら、現代のライフスタイルに合わせた洗練されたスタイルへと昇華しているのが大きな特徴。使ってよし、飾ってよしの美しさは日本の茶道具に通じるものが感じられるかも?

>> 小川珈琲「Specialty Turkish Coffee」

<文/&GP>

 

【関連記事】

◆ラッセルホブスのコーヒーメーカーはミルクに合う濃いめも水出しもお手のもの!
◆木製トランクに収まる「アウトドア・コーヒーサイフォン」でキャンプサイフォンにチャレンジ!
◆細口、カウントアップ、そして安全。コーヒーのドリップに最適な山善の電気ポット

モバイルバージョンを終了