【傑作&大本命モノ決定版】
今年も新製品が続出したイヤホン&ヘッドホン。個々の目的やニーズに応じ、多様化が進んでいる印象だが、そんな中、この秋“マストバイ”の本命ギアは果たして…? 多くの専門家を擁する専門店にチョイスしてもらった!
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エントリーモデルからプロ仕様のハイエンドモデルまで、幅広いブランドと価格帯のイヤホン・ヘッドホンを取り扱うe☆イヤホン。ハンパない知識を持つ同店のハマダさんが、本命と太鼓判を押したのが、B&WのPi8と、ShokzのOpenRun Pro 2 だ。
「この2機種は、タイプこそ違えど、音にうるさい専門店スタッフが一瞬聴いただけで分かるほど音質がいい。高音質にこだわるならオススメです」
対抗に挙げたイヤホン2機種も侮れないという。
「MAD00のTyp622は、“アジア人の耳”をベースデザインに設計・開発された重厚な低音が素晴らしい。そしてアンカーのSoundxore P40iは音質とデザインを追求したハイコスパな逸品です」
またゲーミング市場の拡大に伴い、近年はオーディオの名門ブランドがゲーミングヘッドホンを発売するケースが急増している。MMX 300 PROはドイツのbeyerdynamicの製品だ。
「ヘッドホンはほかにも、密閉型でありながらナチュラルで広大なサウンドステージを実現したHD 620SやWA-V1ピエール中野モデルなど、魅力的な製品が多いです」
音質とフィット感がキモのイヤホン・ヘッドホン。可能な限り試聴して、“コレだ!”という1品を見つけてほしい。
コンテンツ制作部・シニアクリエイター ハマダワタルさん
入社14年目。主にYouTubeでの製品紹介を担当。大阪出身で過去15年ほど大阪でバンド活動をする(担当の楽器はベース)。超低音特化イヤホンをプロデュースした経験がある
<大本命>
1. オーディオ名門ブランドが放つ真骨頂
Bowers & Wilkins
「Pi8」(6万5340円)※e☆イヤホン価格、以下同
高額なワイヤレスイヤホンではありますが、音質にうるさい専門店スタッフが聴いても、驚くほど音がいいです(ハマダさん)
<大本命>
2. 常識を塗り替える画期的な音響革新
Shokz
「OpenRun Pro 2」(2万7880円)
骨伝導系の耳をふさがないスポーツモデルの中では、パッと聴いただけで分かるほど、ほかとはモノが違います(ハマダさん)
中音域と高音域を正確に処理する骨伝導スピーカーと、重低音をコントロールする空気伝導スピーカーを融合。周囲の音を遮断することなく、パワフルかつ、歪みを抑えたクリアな音質で臨場感あふれるサウンドを楽しめる。
<重厚デザイン>
3.美観と機能性を両立した有線イヤホン
MADOO
「Typ622」(実勢価格:14万800円)
小型軽量化が困難と言われていたプッシュプルドライブ方式を採用。繊細な高音域からパワフルな低音域まで、空間表現に優れ、迫力のあるライブ感に包み込まれる。潜水艦や時計の窓をイメージした重厚なデザインも見逃せない。
<ゲーミング>
4. 音楽スタジオのテクノロジーが結集
beyerdynamic
「MMX 300 PRO」(6万3800円)
ドイツの名門オーディオブランドbeyerdynamicが手掛ける、圧倒的に音が良いゲーミングヘッドホンです(ハマダさん)
オーディオメーカーによるゲーミングヘッドホン。録音スタジオ向けと同じSTELLAR.45ドライバーを採用し、負荷の高い状況でも歪みのない原音に忠実なサウンドを提供。コンデンサーマイクによる明瞭な集音なども際立つ。
<名作>
5. 自然で空気感のあるサウンドを再現
ゼンハイザー
「HD 620S」(5万6925円)
リファレンスグレードの42mmの角度がついたトランスデューサー、ラミネート加工を施した38mmの振動板による、全帯域で歪みを最小限に抑えた高解像度サウンド。密閉型とは思えないほどナチュラルなサウンドを再現。
<ハイコスパ>
6. シーンを選ばないコンパクトな多機能モデル
アンカー・ジャパン
「Soundcore P40i」(7990円)
全世界で120万台以上の販売を記録した「Soundcore Life P3」の次世代モデル。ウルトラノイズキャンセリング2.0により、周囲の騒音レベルに応じてノイズキャンセリングの強さを自動で調節。環境に左右されることなく音楽への没入感が高まる。
<ハイスペック>
7. “ピエール中野サウンド”を具体化
AVIOT
「WA-V1-PNK」(1万9800円)
駆動時間、驚異の最大120時間! 声優・日髙のり子氏による録りおろしボイスを採用したオリジナルボイスガイダンスも魅力(ハマダさん)
ベースモデルが持つクリアな聴感特性を元に、妥協なき音響設計により、凛として時雨のドラマー・ピエール中野氏が理想とするサウンドを具現化。中高域は解像感を失うことなく、低域に負けない迫力を持つ音づくりを実現した。
※本頁の価格はe☆イヤホンの販売価格です(9月14日時点)。変動する場合がありますのでご了承ください
※2024年10月4日発売「GoodsPress」10月号26-27ページの記事をもとに構成しています
<取材・文/黒川秀紀>
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/632766/
- Source:&GP
- Author:&GP