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アイクポッド30周年モデルはスイスメイドの機械式!UFO型デザインも健在です

1994年にスイスで創業し、斬新なディスク型ウォッチが注目を集めたウォッチブランド・IKEPOD(アイクポッド)。ブランド休眠を経て2019年に香港で復活を遂げた後は、日本製(ミヨタ)クォーツムーブメント搭載モデルを中心に展開してきましたが、2020年に「MEGAPOD」、昨年2023年に「SKYPOD」と、スイスメイドの機械式ムーブメント搭載モデルを発表。時計ファンやコレクターの間で、再びその存在感を示すようになりました。

10月下旬の発売開始を予定している「HOROPOD(ホロポッド)」(59万9500円)は、ブランド創設30周年という節目の年を飾る新作モデル。自身の矜持でもある斬新かつアイコニックなデザインに、スイス製の機械式ムーブメントを搭載した”スイスメイドのIKEPOD”が、紆余曲折を経ながら紡がれたブランドの歴史に新たな一章を刻みます。

IKEPODウォッチの第2世代モデル「Gen2」をベースに、ケースデザインや構造を一新。従前の機械式モデル「MEGAPOD」や「SEAPOD」からサイズダウンした44mm径を採用しています。目を惹くのは無駄な装飾や意匠のないチタン製の時計ケース&バンドだけでなく、無数のテクスチャーやドットを配したダイヤルデザイン。

スイス人デザイナーのアドリアン・ビュッシュマン氏によるデザインは、2000年代のIKEPODに採用されていたデザインに現代的な要素を取り入れたもので、ラインナップは欧州や中東、アジアの著名都市の名を冠した全6種類。

ゴルフボール表面のディンプルを備えたサンドイッチダイヤルが特徴のブルーカラー「Jodpur(ジョードブル)」、ブラックの「Lisboa(リスボン)」、グリーンカラー「Neom(ネオム)」。隆起したドットとダイヤルの縁を囲むルミノバサークル(暗所で発光)が特徴のグレーダイヤル「Puxi(プーシィ)」にオフホワイト「Udaipur(ウダイプル)」。そしてサーモンカラーのフラワーパターンダイヤル「PETRA(ペトラ)」で展開されます。

ムーブメントはブランド休眠前にIKEPOD社に保管されていたスイス製の機械式ムーブメント(自動巻き)・ETA2824を搭載。ケースバックに開けられた小窓から、その精緻な時の刻みを閲覧することができます。

表示機能は時分秒のみと至ってシンプル。時計ケースは5気圧防水を搭載。特別仕様の化粧箱に梱包され、初回出荷分には特典としてラバーストラップが同梱されます。

オンオフを問わず、腕元をスタイリッシュに演出してくれる魅惑のタイムピース「HOROPOD」。日常使いはもちろんのこと、コレクターアイテムとしても価値ある一本となりそうです。

>> IKEPOD「HOROPOD」

<文/&GP>

 

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